感情の強弱のバランス

f:id:nakatomimoka:20181214220823j:plain

築山節さん。「注意して頂きたいのは、感情のコントロールには『強弱のバランスも大切』ということです。すごく不快なことの後に、すごく快いことを続けた場合、数学的に考えれば、プラスマイナスゼロということになりそうですが、脳の世界では、そうはなりません。強い不快の後に強い快が続く。あるいはその逆の状況が繰り返されていると、感情的な波立ちが大きくなりすぎ、平衡を失いやすくなります。その結果、冷静さを欠いた、極端なことばかり考えやすくなる場合もある。快でも不快でも、強い感情が発生した直後には、感情があまり発生しない地味な仕事や勉強をコツコツやっているような時期、時間帯を設けるようにしたほうがいいいでしょう。私は『好ましいこと6:少し嫌なこと3:すごく嫌なこと1』のバランスがいいと考えています」ふーん。