苦は3つある

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有田秀穂さん。「私は、お釈迦様は偉大なストレス研究家だと思っているのですが、そのお釈迦様は、弟子に『苦は3つある』と教えています。それは(1)痛みのような単純な苦。(2)快が満たされない苦。(3)他者に認められない苦。の3つ。まさに身体的ストレスと、人間ならではの脳ストレスの2つを見事に指摘していたのです。お釈迦様が教えてくれた『苦=ストレス』への対抗策、それは『座禅』を組むことです。六年間も苦行をしたのに悟りに至れなかったお釈迦様が、座禅によって悟りに至ったのは、脳科学的にみると決して偶然ではないのです。実は座禅によって、お釈迦様は、脳のとても『大切な部分』を活性化させていたのです。座禅で最も大切なのは『呼吸』です。腹式呼吸を一定時間続けると、変化が現れる場所というのが『セロトニン神経』です」悟り。