焦点化の原則

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山崎啓支さん。「レベルの異なった2つのことであろうが、同じレベルの別の対象であろうが、意識は同時に2つのことを考えられないのです。意識は1つひとつのことにしか焦点を当てることができないのです。このような意識の特徴を、私は、『焦点化の原則』と名づけました。意識は同時に2つ以上のことをとらえるのが苦手である。よって焦点化が起こる。『焦点化の原則』を意識できるかどうかでコーチングの質が変わってくるのです。コーチングの本質は1つしかない焦点をどこに向けるか?なのです。その際に道具として質問を使うのです。ですから、クライアントにどのような質問をしたかよりも、クライアントの焦点がどこに向ったかの方が大事ということになるのです。場合よっては、フィードバックやメタファーの方が適切に焦点を動かすことができます」焦点。