ミルトンモデル前提

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山崎啓支さん。「勉強に関する好奇心を引き出したいと思っている先生がいたとします。そこで、生徒に対して以下の2とおりの問いかけをしたとします。A「あなたは学ぶことに好奇心がありますか?」、B「あなたは学ぶことに深い好奇心がありますか?」。Aに関しては好奇心があるかどうかを聞いています。ですから、答え方は、好奇心がある(イエス)かない(ノー)となります。Bはどうでしょう。結果的に好奇心があるという前提が気づくことなく無意識レベルに受け入れられることとなります。つまりこの質問をされた生徒は、まず、『深い好奇心があるかどうか』を探しにいくことになるのです。多くの場合、焦点は「深い?」に向かい、「深いのか?」という問いに集中することによって、好奇心自体はあって当然だと受け入れてしまうのです」ダブルバインド