黒川伊保子さん「まとめよう。左右脳連携を断つことで、脳を最大限に活性化できる男性は、坐禅によって無我の境地に至ることで、脳を強化してきた。さらに、厳しい仏行で追い詰められたりすると、闘争心を倍増するテストステロンを分泌するので一段とタフになる。つまり、『お山の修行』は、男性脳にとって、その力を最大限に引き出す、本当によくできたエクササイズなのである。しかし、私たち女性はその真逆。美味しいものを食べ、エステティックに行って、心地いい皮膚感覚をもらうと、脳が最大限に活性化される。右脳と左脳を断つ瞑想は、女性脳にも効果がある。左右脳連携が強すぎると、人の思惑が気になり自分を見失ってしまう。瞑想は、心地いい環境で、好きな音楽やマントラなどに導かれて行うのが一番。ヨガなども、そのいい導きになる」ふむ。