人生は努力にあり

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渋沢栄一さん「人生は努力にあり。老年となく青年となく、勉強の心を失ってしまえば、その人は到底進歩発達するものではない。余は平生、自ら勉強家のつもりでいるが、実際一日といえども職務を怠るということをせぬ。その勉強もただ一時の勉強では充分ではない。終身勉強してはじめて満足するものである。自分は常に事業の経営に任じては、その仕事が国家に必要であって、また道理に合するようにしていきたいと心がけてきた。たとい、その事業が微々たるものであろうとも、自分の利益は少額であるとしても、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで事に任じられる。ゆえに余は論語をもって商売上の『バイブル』となし、孔子の道以外には一歩も出まいと努めてきた。単に成功とか失敗とかを標準とするのが根本的誤りではあるまいか」努力だ。