ソフトゾーンに入る

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佐藤友亮さん「ここまで、高いレベルのパフォーマンスを実践するために、身体経由で感情を整える(ソフトゾーンへ入る)方法について述べてきました。ジョッシュはさらに、短時間でソフトゾーンに入る方法について述べています。それは、決まった順序の約束事(ルーティーン)をこなすうちに、弾力性のある集中状態へ没入するというものです。ジョッシュが述べている『頭の中の套路』は、東洋では『連想行』と呼ばれるものです。そもそも套路太極拳の一連の基本動作で、瞑想的な意味合いがあり、合気会の多田九段は、合気道の『仮の稽古の場』を心に設定する方法として、『行動的連想行』の重要性を説いています。連想行は、西洋ではイメージトレーニングと呼ばれるものに近いですが、呼吸を重視する点に大きな特徴があります」呼吸法による調気の大切さ。