本能的な喜び

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篠原菊紀さん。「好きなことは早く覚えられ、長時間続けても疲れを感じにくかった経験があるでしょう。逆に嫌いなことや苦手なことはなかなか手につかず、早くやめたいと思うもの。それは3階の高次脳が判断しているように思われがちですが、実は2階の動物的な脳の働きによるものです。やめたくても、『今やめると明日が大変』などと理詰めで考えるのが3階です。そこで、気力を生むには、『うれしい』『美味しい』『楽しい』『気持ちいい』などといった、本能的な喜びが得られることを行うのが一番です。つまり、好きなこと、好きなもの、いままでの成功体験などが気力に直結しています。また、実際に行動を起こさなくても、楽しいことを行う姿を具体的にイメージするだけでも、脳は良いことが起きると予測して、気力が湧いてくることが分かっています」本能ね。