感謝は難易度が高い

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小池龍之介さん。「人は基本的には好感を持つ相手を設定したら、その人が自分に何をしてくれるか、という気持ちに傾きます。だから、『あなたは私に何をしてくれるのか』と考える。そこであまり期待値が高くなると、期待が満たされないことが苦しくなるので、『これだけ、もうしてくれている』と思えて『ありがとう』と思えたら、幸せににつながっているでしょうね。満足が得られているから。ところが、感謝って難易度が高いのです。修行しないで本当に実践することが可能なのかというと、どうでしょう。つまり、通常状態の人の『心』という名前の畑はどんな畑かというと、どうしても『いいな』と思った人からは収奪するけれど、『嫌だな』と思う人がいたら嫌うというパターンをひたすら繰り返す。人間という生き物の畑の基本設計がそうなっています」畑。