3段階のドーパミン放出

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小池龍之介さん。「ドーパミンの快楽をまた繰り返したいと願うのが『欲』なのです。ところがドーパミンの作用は儚く、『欲』が満たされた一瞬だけ気持ちよくなるものの、その後には虚脱感が待っています。また、快楽には『慣れ』がつきものです。そのため、同じ快楽を繰り返していると慣れてきて、より多くのドーパミンが放出されないと満足できなくなり、『欲しい、足りない』のスパイラルに陥ります。ドーパミンの放出は3段階に分かれます。第一段階は、何かを『欲しい、手に入れたい』と思った時。目的や目標を持った時に、ドーパミンが放出されます。そして第二段階は、目標に向かって実際に行動している時。第三段階は、『手に入れた=目標を達成した』時。この時、ドーパミンはより大量に放出されて、『快楽』を感じる、という仕組みです」欲。