心身一如

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平信一さん。「本来心と身体はひとつのものです。ところが我々は日常生活で心と身体をバラバラに使っていることが多いものです。『やりたくないな』と思いながら仕事や勉強をしたり。そういうときは疲れやすいし、能率も悪い。それは自分の心を充分に目標に向けず、身体だけを使っているからです。これを『身心分離』の状態といいます。その一方で自分が好きなことをやっている時は、心と身体が同じ方向を向いていますから能率も上がる。疲れにくいし、何より楽しい。これが『心身一如』の状態です。よく、出かけたあとで家の鍵をかけ忘れたんじゃないかと思うことがありますよね。カギを締めるときは、心をカギに向ければいいのです。また、発語より先にその人が発している『氣』と発言が一致しているか確認する作業を、我々は無意識のうちにやっている」一如。