セロトニンモデル

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小池龍之介さん。「ドーパミンに支配された『欲』の煩悩に頼っていくら『快』を得ようとしても、またノルアドレナリンに支配された『怒り』の煩悩に頼っていくら『不快』を退けようとしても、『人は幸せにはなれない』というのが仏教の考え方です。仏教が推奨するのは『セロトニンモデル』の生き方です。心の落ち着きや安らぎを司るセロトニンは、朝日を浴びたり、また、セロトニンの原料となる必須アミノ酸トリプトファン(マグロの赤身や大豆製品などに多く含まれる)を摂ることで、分泌が増すとも言われます。しかしながら、いくら朝日を浴び、大豆を食べても『欲』や『怒り』にとらわれていては、セロトニンは分泌されないでしょう。分泌を活性化するのは、快でも不快でもない『普通』の感覚、一見つまらないと思えるような単純活動です」普通が。