田坂広志さん。「無意識のネガティブな想念を浄化していくには、日々の習慣を改め、『三つの習慣』を身につけることである。第一の習慣は、自然の偉大な浄化力に委ねる。第二の習慣は、言葉の密かな浄化力を活かす。第三の習慣は、和解の想念の浄化力を用いる。自然は、確実に、我々の無意識の世界のネガティブな想念を洗い流し、浄化してくれる力を持っている。自然に『身を浸す』ことである。そして『正対する』ことである。独り、静かに、その自然に正対し、身を委ねることである。『心の浄化技法』としては、昔から、ヨガや座禅を始め様々な『瞑想』の技法が存在するが、それほど容易に実践できる技法ではない。瞑想とは『行う』ものではない。瞑想とは、『起こる』ものである。心が、ふと瞑想の状態に『なる』ことを待つ技法なのである」自然浴。
