欲・怒り・無知

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小池龍之介さん。「ストレスのもとになるもの、それは煩悩であると、仏教では考えます。主要な煩悩は、『欲』、『怒り』『無知』の3つ。それを生みだすのは私達自身の心です。仏教では、人の真理は快楽と不快に支配されていると考えます。私達が五感や意識を通じて受ける刺激のうち、自分が気持ちいいと感じるものには喜び、不快だと感じるものは嫌がる。心の反応は『快』の刺激に対しては『もっと欲しい、繰り返したい』と求め、不快な刺激に対しては『退けたい』と反発する。また刺激には快でも不快でもない中間的なものもありますが、それは省略して認識しない。つまり、ニュートラルな刺激は無視してしまうのです。『快』には『欲』、『不快』には『怒り』、『ニュートラルな刺激』には『無知』の煩悩によって反応するのが習癖になっているのです」3つの煩悩。