ニュートラルな刺激を無視

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小池龍之介さん。「『欲』、『怒り』『無知』の3つの煩悩のうち、ベースになるのが『無知』です。これは『ものを知らない』という意味ではありません。感覚のセンサーが鈍く、目の前の現実に興味を持たなくなるということです。例えば、普段の食事をきちんと味わうことなくかき込んでいたり。私たちは『無知』の煩悩により、快でも不快でもないニュートラルな刺激を無視してしまうのです。言い換えれば、脳は普通の感覚が嫌いだということです。感覚を研ぎすまし、目の前の現実を省略せずフルに感じとることでこそ、意識が覚醒するのです。原始社会において、普通のものを認識するよりも、まず快と不快に反応して食物(快)に飛びついたり、危険な動物(不快)から逃げ出そうとしたほうが、生き延びやすかったのでは、と私は解釈しています」無知。