仁者は恭寛信敏恵

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高橋源一郎さん「【論語440】まず、『恭』、うやうやしいことです。つまり、いつも、なにごとに対しても疎かにしないでいること。次が、『寛』、寛容であることです。広い心を持った寛大な人間には、みんながついてくるということです。そして、『信』、他人に信頼される人間になりなさい。そのためには、常にことばに気を遣うこと。なんでも任せてもらえるようになります。それから、『敏』、すぐに動くこと。熟考は大切です。でも、ときに、人は直観で動かなければならないこともあります。それができないと大きな仕事はできません。そして、最後が『恵』、恵むことです。ケチケチせずに、あなたが持っているものをみんなに贈りなさい。物質的なものだけではありません。そのすべてができたとき、その人のことを『仁者』と呼んでかまわないと思います」仁者。