イフゼンプランニング

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鈴木祐さん。「現代のプロジェクトは狩猟採集社会とは違うため、『結果が出るまでの時間が長い作業』や『数字の操作がからんだ作業』には遺伝とのミスマッチが発生しやすいからです。そもそもヒトの脳がまだ現代的なタスクに対応できていないのだから、どんなに優秀な管理テクニックも応急処置にしかならないでしょう。私たちにできるのは、そんな限界を認めたうえで、現在と未来の心理的な距離を縮めることだけです。その点でもっとも効果が高いのは、『イフゼン(if-then)プランニング』という技法です。自分が決めたプロジェクトについて、『もしXが起きたら、Yをやる』といった形式で実行のタイミングをルール化しておくだけです。6時になったら掃除をする。プロジェクトに対して、必ずトリガーになる条件をつけるのが基本です」条件をつける。