やりとげた作業を書き残す

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鈴木祐さん。「フィードバックに効果的なのが、オハイオ州立大学の藤田健太郎氏が考案した『アカウンタビリティーチャート』です。①ノートの真ん中に区切り線を引く。②右側に一日の作業時間を90分区切りで書く。③左側に実際にこなした作業内容を書く。実験によれば、この作業を続けた者は目標の達成度が有意に向上しています。その理由は、第一に『やりとげた作業を書き残す』という行為が、自分へのフィードバックとして働く点です。プロジェクトの進捗が記録として残るため、チャートをながめるだけでも脳は満足感を得られます。第二に、『実際の作業にかかった時間』を記録していくことで、少しずつ時間の見積もりがうまくなっていく点。記録を続けるほど正確な所要時間を出せるようになるため、未来の姿はクリアになっていきます」記録