遊びをせむとや

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鈴木祐さん。「人類は大人になっても遊ぶ必要があるのです。状況が違っても、『遊び化』のパターンは変わりません。価値にもとづいたプロジェクトを決め、ルールを設定し、自分にフィードバックを与えればいいのです。その目的は、人生に遊びの感覚を取り戻し、遠くなった未来を現在に近づけることです。このポイントさえ見失わなければ、どんな状況にも対応できるでしょう。カール・グロースは、1901年の著書、『人間の遊戯』のなかで、ほかの哺乳類の幼児期にくらべて人間の子どものほうがよく遊ぶという事実に触れ、『人類は他の種よりも複雑な生存スキルがかかせないため、大人になっても遊びを通して認知機能を発達させ続けねばならないのではないか?』と推測しました。狩猟採集民の多くが老人になっても遊び心を保ちながら生きているのは事実」生まれけむ。