闘争か、逃走か

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樺沢紫苑さん「不安を脳科学的にザックリと言えば、ノルアドレナリンの分泌です。人間が緊張、不安、恐怖の感情を持つ時に分泌され、『闘争か、逃走か』の物質と言われます。原始人がサーベルタイガーに出会った場面を想像して下さい。すでに相手はこちらに気づき、攻撃態勢に入ろうとしています。すべきことは、『闘う』か『逃げる』か、どちらかしかありません。闘争か、逃走か。ノルアドレナリンが分泌されると脳が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、どうすればいいのか一瞬で判断できるようになります。そしてノルアドレナリンと共にアドレナリンも分泌され、心拍数があがり、全身に血液が行き渡り、いてもたってもいられない状態になります。つまり、ピンチの時に、『さっさと行動しろ!』とあなたを猛烈にせかす物質が、ノルアドレナリンです」どっちだ。