手を抜いて楽をすると

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鍵山秀三郎さん。「人間は、手を抜いてラクをしはじめると、努力や、誠意、忍耐、工夫といったものが、何も必要でなくなってしまいます。それはつまり、人間の心が虚しくなる、ということです。そして、やがて精神の崩壊が始まってくるのです。何か結果が保証されていることをやるのは、人間としてラクなことです。それは子供でもやるでしょう。未来の約束があることは誰でもやります。しかし、なんの約束も保証もないことをやるぐらい、たいへんなことはありません。しかし、ここが大事なのですが、人間はなんにもならないことをやったときにのみ、実は大きく成長するものです。何かの約束や保証のあることをやって成長することは、絶対にないと私は確信しています。人間は、なんにもならないことをやったときにのみ、成長するのです」手を抜かないで。