感謝の念をもって要求を

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大島淳一さん。「聖パウロは、称賛と感謝の念をもって私たちの要求を示すようにすすめております。感謝する心は常に宇宙の創造力に近いので、万能の潜在意識も感応しやすく、多くの恵みが、そういう心を持った人に流れて行くのです。ここで注目すべきことは、恵みを受けてから感謝するのでなく、まだその恵みが具体的な形をとって現れる前に、感謝してしまっていることです。約3週間、毎朝毎晩、規則正しく、くつろいだ平和な気持ちで、『神さま、私の富に対して感謝します』と繰り返しました。そのうち、本当に感謝の気持ちが彼の中で支配的になってきました。そして心配、貧乏、困苦など、暗いような考えや気分が心に入りかけてくると、すかさず、『神さま、ありがとうございます』と何度も言って、暗い気分が心に入ってくるのを止めました」感謝。