親切はタイミング

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星友啓さん。「5つの親切行動を何日にも分けてやった人たちの幸せ度はあまり上がりませんでした。一方、全ての親切行動を一日で一気にやった人たちの幸せ度が急激に上昇したのです。この結果に基づき、リュボミアスキー教授は、親切にはタイミングとスパイスが必要だと主張します。ダラダラと同じような親切を習慣のように続けてしまうと、その行動からくる意義や満足感を味わうことを忘れてしまいます。快楽順応に似ていますね。人間は物事にすぐ慣れてしまう。親切な行動をしたり、相手のためになることをしたりして得られる幸せ感の上昇の秘訣は、タイミングをよく見ることです。スパイスというのは、ルーティン化を避けること。行動の種類を変えたり、意義を見直したりすることが肝心です。毎日同じ親切行動を取るのがダメなわけではありません」親切。