いいね!の誘惑

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アダム・オルタ―さん。「人間は、ある行動が一回限りなのか、それとも2回、もしくは100回繰り返すべきことなのか、そもそも一度も手を出さないほうがいいのか、反射的な費用便益計算を積み重ねて決めている。メリットがコストを上回るなら、同じ行為を繰り返さずにいるのは難しい。特にそれが神経学的にジャストなツボを押さえているとなれば、せずにいることのほうが不可能だ。フェイスブックやインスタグラムにつく『いいね!』は、そうしたツボの1つになる。ワールド・オブ・ウォークラフトでミッションを遂行するのも、自分のツイートが数百というツイッターユーザーにシェアされていくのを見るのも、同様のこと。SNS、ゲーム、その他のインタラクティブな体験の創出・改良を仕掛ける側は、実に巧みにユーザーのツボをくすぐる」依存のはじまり。