愛はコカインに似ている

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アダム・オルターさん。「ヘレン・フィッシャーが、熱烈な恋をしている被験者の脳を調べる実験を行ったところ、腹側被蓋野ドーパミンを生成し、脳のさまざまな領域に送りだしている脳の報酬系の一分)と呼ばれる領域のぼんやりとした活動が写った。恋人同士が一晩中愛をささやき、愛撫を交わしあえるのも不思議ではない。他のことが眼中に入らず、浅はかで楽観的になり、愛想よくエネルギッシュになるのも当然のこと。恋をする人は、天然のドラッグでハイになっている。世界中のだれもがこの情熱を抱く。誰かに恋い焦がれるのと同じ愛着が、ウオッカの瓶、ヘロインの注射器、またはカジノで過ごす時間に向かうことがある。このウオッカは代用品だ。人に愛されることで苦労をしのぎやすくなるのと同じ形で、心理的なつらさを癒してくれる」恋は麻薬。