メール中断の破壊力

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アダム・オルターさん。「目標文化が拡大している証拠はいくらでも見つかる。書籍に「目標追求」という言葉が登場する回数は1950年を境に爆発的に増えた。目標を1つ達成して終わりではなく、完了するごとに次の目標を設定せずにはいられない性質を『完璧主義』という。この概念も1800年代初期には存在していなかったも同然だったが、いまでは過剰なほど使われている。あなたは一般的な仕事のメールをどのくらい長く未読にしておけるだろうか。答えはたったの6秒だ。仕事用メールの70%は受信から6秒以内に読まれている。人は6秒を待てずに、そのときしていた作業を放りだしてメーラーをクリックし受信メールを読まずにいられないのだ。この破壊力は大きい。メールのために中断した作業に集中力が戻るまで25分かかると言われている」強迫概念。