慣れないことがパワーを生む

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木崎賢治さん。「一曲ヒットが出ると、そのつくり方が正解だと思って、ずっと同じ方法でつくってしまいがちです。でもルーティーン化してくるとだんだん刺激がなくなってきて、いい曲ができにくくなります。ルーティーンワークは楽かもしれませんが、ものづくりの敵なんです。ピアノでつくっている人はギターを弾いてつくってみる、コードを弾かないでつくってみる。曲が先だった人は詩を先にしてみる、あるいはメロディーより先にトラックをつくる、というふうに方法を変えてみると、刺激や緊張感が出てきて、結果新しいもの、いい曲ができる確率が高くなると思います」慣れないこと、初めてのことにトライして生じる新たな困難に立ち向かっていると、手が抜けなくなってそれまで以上のパワーが生まれるんですね」ルーティーン化していないか。