夢の文庫化


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思えば叶う、と思っている。ただし、そのためには努力というか何かの積み重ねをすることが必要であって、行動なしに棚ぼた式では叶うには入らない。中学一年の時、担任の国語の先生から、将来何になりたいか一人ひとり聞かれて、『作家になりたい』と答えた。作家としてのイメージは、本屋に自費出版ではない書籍、それも文庫化されたものが平積みで並び、手に取ると自分の小説が載っているというもの。それを、夢のひとつとして思い描いていた、願っていた。小説投稿サイトに、こういうと叱られそうだがさっと書いて応募したショートストーリーが、優秀賞を貰い、今回、サイトとしては始めてという書籍化をされて、いきなり文庫として店頭に並ぶことになり、その巻頭を飾ることが出来た。奇跡的と言えば奇跡的なこと。ありがたいことに、夢は、想えば叶うのだ。