光で気分を盛り上げる

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イングリッド・フェテル・リーさん。「日光は皮膚におけるビタミンD生成を促し、免疫システムを調節し、感情のバランスを保つ神経伝達物質セロトニンのレベルに影響を与える。日照時間の短い高緯度地方では、多くの人が季節性情動障害として知られる冬の鬱症状に悩まされる。光と気分は同じ軌跡をたどることが多い。光を減らせば喜びも減るのだ。世界中どこでも、人は暗がりを避け、光あふれる場所を探し、住まいに自然光を取り入れ、太陽あふれる南国に旅行する。日当たりのいい部屋で感じられる喜びは、健康の具体的な尺度とも一致する。日光を浴びると血圧が下がり、気分が向上し、集中力が高まり、生産性が上がることが、研究によって一貫して示されている。窓際に席がある従業員はより精力的で、仕事でもそれ以外でも身体活動量が高い」光と気分。