セロトニンで押さえる

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樺沢紫苑さん。「ドーパミンは、お酒を飲むだけでも出ます。しかし、最初は缶ビール1缶で楽しめていたものが、缶ビール2缶でないと満足できなくなり、やがて4缶飲むようになり、最後には1日で焼酎ボトル1本をあけるようになります。飲酒による幸福感、満足感は逓減するので、同じ幸福感、満足感を得るためには『飲酒量を増やす』しかなく、結果としてアルコール依存症に陥ってしまうのです。セロトニンは脳内物質の指揮者と呼ばれています。セロトニン神経がしっかりと活性化していれば、ドーパミンなどの他の脳内物質を適切にコントロールできるからです。ドーパミンをコントロールできるということは、依存症についても抑制的に働くということです。しっかりと普段からセロトニンを鍛えていれば、ドーパミンの暴走を予防できます」制御すること。