快適ゾーンこそ

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マーカス・バッキンガムさん。「神経学的証拠は、強みこそが開発すべき領域だという考えを裏づけている。ネガティブなフィードバックを受けた学生の脳では、交感神経系が活性化した。これは生き残りに必要な情報だけに集中できるよう脳その他の部位の働きを抑制するシステムである。ネガティブなフィードバックは学習を促すどころか、学習を組織的に阻害し、神経学的にいえば機能障害を引き起こすのだ。快適ゾーンから出ると、脳は目先のことを乗り切る以外に注意を向けなくなってしまう。快適ゾーンにいるときにこそ、学習が最も促進されるのは明らかだ。快適ゾーンは、神経経路の密度が高い、強みのゾーンだからだ。快適ゾーンにいるときにこそ、われわれは可能性に向かって最も心を開き、創造性と洞察力を最大限に発揮することができる」快適ゾーンで。