祝祭による一体感

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イングリッド・フェテル・リーさん。「祝いがほかの喜びと違うのは、それが際立って社会的な喜びだという点だ。一人で小躍りしたりシャンパンの祝杯を挙げたりすることもあるが、祝いは誰かと一緒に行うほうがずっと多い。最もよい状態の祝いは、喜びをみなで分かち合う雰囲気を生み出す。祝い事のある人たちは、意気揚々としたエネルギーに満ちあふれ、その場にいる全員に喜びのオーラを振りまき、ほとばしる歓喜の輪に引き入れる。その結果、一体感と共感が生まれ、はじけるような喜びでしばしの間、全員が一つになる。この共感が人々をまとめ、共同体を強化し、結束を促すのだ。喜ばしいできごとを人と一緒に祝うと、今後何があってもその人たちがついていてくれる、という安心感が高まるという。その上、人と祝うことで自分の喜びも高まる」祝いの効用。