吉岡眞司さん。「日常生活のさまざまなシーンで、折り返し経験を積み重ねておくことが大切です。もし、自分が普段アウトプットしているプラスの言葉や動作・表情がすぐに見当たらない場合は、まず『プラスの出力』の入門編として、『ありがとう』や『笑顔』を使ってみることをお勧めします。というのも、『ありがとう』という言葉は、年代や国籍を問わず、誰しもがポジティブな気持ちになるときに発する代表的なものだからです。人に『ありがとう』と言うとき、ネガティブな気持ちになっている人はいないものです。言葉の代表例が『ありがとう』なら、表情の代表例は『笑顔』です。笑顔のときは、どんな人も必ずポジティブな気持ちになっています。日常、どこからともなくマイナスの言葉が聞こえてきたら、さりなげくニコッとしてみましょう」感謝と笑顔。