吉岡眞司さん。「目標と目的を設定するうえで、もう一つ覚えておいていただきたいのは、人は自分のため『だけ』にはなかなか頑張れないということです。『ワクワクする』のは言うまでもなく『自分』です。ただ、その目標の動機付けが、『自分のため』だけになっていると、大きな壁にぶつかったときにくじけやすい傾向があります。『どうにも苦しいから、もう今回はダメでも次で頑張ればいいか』などと簡単に逃げてしまいやすいのです。私たちには身を守るための自己防衛本能があります。『自分の喜び』だけが動機になった目標だと、壁にぶつかってどうにも前に進めなくなった際に、『自己防衛本能』が過剰に働きだすことがあります。私達の脳は、自己を正当化するあまりに、前に進めなくなった事実に対して、責任転嫁する傾向を持ち合わせています」過剰。