脳が成長するとは

nakatomimoka2017-11-02

菅原洋平さん。「脳は、発揮する能力が高まるほど、使う部位が少なくなるのです。もし、あなたが、『脳は使うほどパフォーマンスが上がる』。そんなふうに考えていたら、その考えは、脳の仕組みに合っていません。『使っていない脳を刺激しよう』という表現が用いられますが、私たちの脳の中で日常的に行われていることは、できるだけ使う部位を少なくして、エネルギー効率を高めることなのです。脳が成長するとは、情報をクリアに伝えられることだと言えます。カギを握るのは抑制機能です。脳内では一つの神経細胞に1000個から10万個の神経が接続されています。これは例えば、一人に秘密を打ち明けたら1000人から1万人に伝わってしまうような構造です。脳はこのような無駄を防ぐために、側方抑制という仕組みを使っています」絶縁して情報を流す。