2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

モチベーションには波がある

BJ・フォッグさん。「モチベーションの急激な高まりは、とてつもなく難しい挑戦をするときに底力を発揮するーただし、一瞬だけだ。高いレベルのモチベーションは散漫であり、持続性に欠ける。やることリストをつくる時には、翌日、翌週、翌月になって自分の…

モチベーションの3源

BJ・フォッグさん。「困ったことに、大半の人が、モチベーションこそ行動変化の真の原動力だと誤解している。報酬やインセンティブという言葉があまりに頻繁に使われるため、適切なニンジンさえあればどんな習慣でも身につけられると誰もが信じている。そん…

きっかけなくして行動なし

BJ・フォッグさん。「モチベーションと能力は補完関係にある。どちらかが弱いときは、もう一方を強くすればいい。一般に、行動は繰り返すほど簡単になる。きっかけがなければ、モチベーションと能力がどれほど高いレベルにあっても行動は起こらない。きっか…

行動は動機・能力・きっかけ

BJ・フォッグさん。「私は行動モデルを研究テーマに選び、この『行動=モチベーション・能力・きっかけ』こそが普遍的なモデルであると教えるようになった。ある行動が起きるには、『モチベーション』『能力』『きっかけ』の3要素が揃わなくてはならない。…

行動を確実に変えるには

BJ・フォッグさん。「ひとつはっきりさせておきたい。『行動を確実に変えるには、情報だけでは不十分』ということだ。私は研究の中で、永続的な変化を起こすためにできることは3つしかないと気づいた。『天啓を得る』か、『環境を変える』と、あるいは『小…

笑いは感情でなく行動

大平哲也さん。「多くの方が、笑いは感情だと思っていますが、歩く、食べるなどと同じ、行動です。例えば、バスに乗らず駅まで歩くようにする、というように、行動は意識で変えられますよね。笑いを増やそうと意識すれば、確実に変わります。笑いは全身を使…

先取りされた未来

内田樹さん。「先取りされた未来というのは、死んだ後の私。やっぱりそこまでいかないと、今生きている意味を構築できないような気がするんです。今、目の前にグラスが二個あるとしますね。こっちは一万円のバカラのグラス、こっちは二百円の強化ガラスのグ…

取り越し苦労自慢

内田樹さん。「時間を先取りして、こんな程度のことが起こるであろう、とある程度の未来予測をして、さらにその未来予測の中のネガティブなファクターだけを拾いだしてゆくことが取り越し苦労ですからね。未来というのは何が起こるかわからないから未来なの…

取り越し苦労は危険

内田樹さん。「『取り越し苦労をしてはいけない』というのは、言葉は簡単ですけれど、じつはすごく難しいし、重要なことだと思うんです。ぼくの師匠の師匠にあたる中村天風先生の教えに『七戒』というのがあって、それは、『怒るな、恐れるな、悲しむな、憎…

快楽から自分を守る

バオ・ディンさん「ほとんどのSNSとメディアアウトレットは、1つの大きな目的のために構築されている。あなたの注意をできるだけ長く引きつけることだ。それはなぜか? あなたがプラットフォームに費やす時間が長ければ長いほど、彼等は多くのお金を稼げる…

伝導性が高い体に

内田樹さん。「相手の体にごくごく軽い刺激を与える。すると相手は、何かのシグナルを感知したんだけれども、そのシグナルが何を意味するかはわからないという状態になる。そういう時相手の体って、すごく敏感になっているんです。言ってしまうと、伝導性が…

中断を減らす

フランチェスコ・シリロさん。「ポモドーロは25分しか続かないが、最初のうちは中断させないことがハードルになる。何か飲んだり食べたりしたり、急に連絡する必要を思い出したり、インターネットで何かを検索したり、メールをチェックしたくなったりするか…

休憩時間に避けること

フランチェスコ・シリロさん。「この短い休憩時間に頭を使うことをするのは避けるようにする。仕事に関係する話を同僚としたり、重要なメールを書いたり、急ぎの電話をしたりすることなどだ。そうしたことをしてしまうと、意識を集中させて次のポモドーロを…

タイマーが鳴ったら

フランチェスコ・シリロさん。「タイマーが鳴ったら、それまでしていた作業項目の横の欄に「×」印を付け、3~5分間の休憩を取る。タイマーが鳴ることは、その作業の完全な終了を意味する(ただし一時的な終了ということだが)。『もうあと何分か』作業を続…

標準的なポモドーロ

フランチェスコ・シリロさん。「標準的なポモドーロ・テクニックは30分を1単位とする。25分間の作業と5分間の休憩だ。1日の初めに『仕事の在庫』シートから、その日に片付けたいと思うものを選び出し、重要な順に『今日やること』シートに記入する。ポモド…

仕事はあっちから来る

内田樹さん。「そうやって、キャリアを積んで云々という人は、『ドア』を自分でこじ開けようとするんです。でも、その『ドア』というのは自分じゃ開けられない。池上先生は先ほど仕事はあっちから来るとおっしゃいましたけど、ぼくもほんとうにそう思うんで…

たっぷりと愛された人

内田樹さん。「『私ってなんてハッピーなんだ』っていう経験のない人というのはね、ぼくね、申し訳ないけど人生展望ないと思うんですよね(笑)。さらに残酷なことを言うようですけれど、子どもの頃にすごく恵まれた家庭環境にいて、親にすごく愛されたと思…

運を使うタイミング

ゲッターズ飯田さん。「運を貯めたらどうするか。運は使わなくては意味がありません。では、いつ使うのか? それは運のいいときです。運がいいと感じたら、自分のためだけでなく人のためにも運を使いましょう。運を水に、人を器に例えてみると、運を使うのは…

25人ぐらいの集団が

内田樹さん。「1960年を境にして、急坂を転げ落ちるように、気持ちのいい場所とか、気持ちのいい人間関係とか、気持ちのいい家庭というものがなくなってきてしまった。『気持ちのいい』ということが二次的になって、社会的に有用であるとか金になるとか、功…

体を細かく動かす

内田樹さん。「武道の稽古で結局何をやっているかというと、体を強く、速く動かす、ということではないんですよ。そんなことをしてもしょうがないんです。そうではなくて、細かく動かすということなんです。普通の人間は体をいくつかの大きなブロックに分け…

反応して割れていく

内田樹さん。「うんと小さい単位に割って、もっともっと割っていく。こっちの体だけじゃないんです。こういうのって触れると伝染するんです。細かい体に触れられると、向こうの体もそれに反応して割れていく。すると、何て言ったらいいのかな、伝導性が高ま…

強く念じたことは

内田樹さん。「多田先生も言いますね。『内田くん、強く念じたことは必ず実現するよ』。先生は前から『道場が欲しい』と強く念じていた。そうしたら、通りかかった人が土地も建物も提供しますという話になった。その住職さんも入門されて、結局日本一立派と…

予言をする人は有利

内田樹さん。「なるほど、(断固として言うことで)予言しちゃうわけだ。予言をすると、した人も聞かされた人も、その予言のいわば『共犯者』ですからね、予言の成就に向かってみんな必死に努力する。予言する人というのは有利ですよね。時間的に先に行って…

そこまでが残心

内田樹さん。「武道の立ち合いというのは、『先を取った』ほうが勝ちなんです。『先を取る』というのは、別に物理的・空間的なポジションに相手より早く着く、ということではないんです。空間的に『速い』んじゃなくて、時間的に『早い』んです。時間的に早…

武道が涵養する能力

内田樹さん。「極限状態、戦争とか地震とか津波とか大規模な災害やパニックに遭遇することって、誰の身にもありますよね。そういう時に、一時的に強いストレスがかかって肝を潰してしまうと、どんな生物も生命力がぐっと下がってしまうわけですね。武道の一…

人の時価総額

既に多くの人が考えたことだろうけれど、その時々における人の時価総額的なものがあるのでは、ということを思いついた。テレビの通販番組に出ていた50代のタレントさんを見ていて。自分の中での価値というよりは、世の中から人気投票的に選ばれる価値として…

笑うことでストレス解消

大平哲也さん。「怒りが高血圧や循環器疾患の温床となる反面、笑いはまったく逆の方向に作用します。笑いは、呼吸機能を改善して血圧を下げ、ストレスを緩和します。NK細胞を活性化して免疫力を高めます。長期的には動脈硬化を予防し、循環器疾患の発症を抑…

正しい時正しい場所に

内田樹さん。「それは自分が『正しい時、正しい場所に、正しい仕方でいる』ということをまず確認するというか、断定することだと思うんです。ライト・タイム、ライト・プレイスですね。今ここにいる、自分がまさにいるべき空間の一点に、自分がまさにいるべ…

合掌でアラインメントを

内田樹さん。「合気道の稽古は合掌して始めるんですが、どうして稽古のはじめに合掌するのか、この間ふとわかった気がしたんです。これって、アラインメントなんじゃないかと。合掌するためには踵を合わせて、体軸をまっすぐに整えるわけです。自分の体軸を…

喜びとは生きがい

イングリッド・フェテル・リーさん。「その真理とは、喜びへの衝動は、すなわち生への衝動だということだ。喜びは、活力と刺激、繁栄をもたらすものごとに向かって私たちを導く、心の中の案内役なのだ。簡単にいえば、喜びとは生きがいである。それでも、喜…