2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

石の上にも十年

児玉光雄さん。「イチロー選手は『僕は天才ではありません。血の滲むような努力をしたから、今の僕があると思っています。何の努力もしないで、びっくりすることを突然やってのける人を天才という。そういう意味では、僕はその範疇にいる人間ではありません…

1日単位で完全燃焼

児玉光雄さん。「チャンピオンを多く育てたディア博士は言う『私のモットーは1日単位で完全燃焼すること。人生というのは今日しかない。昨日は済んでしまったこと。悔やんでも仕方がない。明日のことは明日考えればいい。今日の24時間を完全燃焼させるべし…

会計から変えていく

北岡修一さん。「会計の状態を見れば、その会社がどういう会社か、おおよそ想像がつきます。仮払金や立替金、貸付金などが多ければ、かなりいい加減な会社かな、とか、売上や粗利に対する人件費率を見れば、社内がピリッとしているか、ダラダラとしているか…

ドピーシステム

今井彰さん。「久米是志は、宗一郎に一切相談せず、会社から遠く離れた浜松市内の旅館に実働部隊のリーダー四人を密かに集めた。浜松の旅館で久米は今までのホンダになかった新しいやり方を実行した。模造紙を張り巡らし、参加者全員で議論しながら、問題点…

雑用を処理するルールを作る  

築山節さん。「脳の力を最大限に発揮させるためには、取り組む問題を出来るだけ限定し、それに集中できる環境をつくることも大切です。大事なのは、書類整理なりのルールを自分なりに考えて持っておくということです。たとえば、次のような雑用を、速く、的…

達成の承認がやる気を生む

金井壽宏さん。「モティベーション論のなかでの先行研究としては、フレデリック・ハーズバーグという研究者がおこなったものが広く知られています。全仕事上で最高の経験と最悪の経験について話して貰う。最高の理由で一番多いのが、何事かを成し遂げたとい…

Will・Must・Can

野田稔さん。「ありがちな失敗は、『何がしたいですか? 夢をふくらませてみましょう』から始めること。これはキャリアカウンセリングとして最悪です。多くの人は、なりたいもの・したいことの『Will』、しなくてはいけないという義務の『Must』、できること…

リーダーと名参謀

小田晋さん。「リーダーには、発揚、軽躁、自己顕示という調子が高いタイプと、几帳面、律儀、仕事熱心、何事もきちんとする気配り人間で粘り強いタイプの2種類があり、これらが『出世する人』の代表的なタイプだ。他方、脳科学の研究が進み、天才とイデオ…

毎日自分を小さく律する

築山節さん。「脳の基礎体力は、日常的な雑用を面倒くさがらずに片づけることで鍛えられます。脳にとって雑用は、スポーツにたとえていえば、ランニングや筋力トレーニングです。公式戦のような格好良さはありませんが、それを毎日続けることで、長く動き続…

睡眠中の整理力を活かす

築山節さん。「思考が整理できないという人は、睡眠不足である場合がよくあります。脳も筋肉と同じように疲労し、その疲労は十分な睡眠を取らなければ回復されません。また、記憶の定着、思考の整理は、起きている間よりも寝ている間のほうが進みやすいので…

不遇な人にも礼をつくす

坂東眞理子さん。「職場でも主流といわれ、花形といわれるポストに就いた人の周りには人が集まってはやし立てますが、不遇なポストに回った人に対しては、軽く見て、よそよそしく寄り集う人も少なくなります。ポストによって掌を返すような態度を示す人が多…

秘すれば花

坂東眞理子さん。「公的な場で自分のことを洗いざらい告白するのはやめましょう。不完全で、欠点の多い自分をありのままに告白して、あるがままに認めてもらおうというのは、とても不遜極まりない態度です。できるだけそうした自分を見せないで少しでもいい…

礼状をこまめに書く

坂東眞理子さん。「品格のある交際は、まず礼状を書くところから始まるといっていいでしょう。今は電話もあります。電子メールも普及しています。わざわざ封筒に宛名を書いて切手を貼って礼状を出すのは悠長な話ですが、それがその人の人柄を伝えます。文章…

早朝会議で効率を上げる

吉越浩一郎さん。「毎朝8時30分、約50人の役員、部課長が集まり、会議が始まります。テレビ会議に参加する地方の幹部もあわせると約70人です。会議で業務上の問題点などが報告されると、『誰がいつまでに何をするか』を決め、デッドラインを設けます…

自由に言える社風

柳井正さん。「社長の指示した通りに現場の社員が実行するような会社は間違いなく潰れます。現場の人間が、『社長、それは違います』と言えるような会社にしておかないと、知らず知らずのうちに誤った方向に進んでしまう。ただし、現場の社員は社長が本質的…

寛容性と他人への共感

柳井正さん。「MBAを持っていると自慢する人に限りませんが、頭のいい人って、自分の考えがすべてと思いがちです。なかなか他人の意見を受け入れようとしない。けれども実際に仕事をするには他人の意見に対する理解力が必要なんです。自分の視線だけで世…

仕事が一番の趣味

柳井正さん。「僕らは一日のほとんどの時間を仕事に充ててているわけです。ですから、少しでも楽しくしようと思って仕事に向きあわないと、それだけで疲労してしまう。楽しくなければ長続きしません。レイ・クロックにせよ、藤田さん、孫さん、そして僕も仕…

信念と継続だけが

レイ・クロック。「マクドナルドにおいての個人の成功物語とは、決して教育ではない。信念だ。これは私のお気に入りの説教へと続く。やり遂げろーこの世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違うー才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も…

言い訳すると脳は働かない

林成之さん。「皆さんがゴルフでパターを打つとき、『なんか、入りそうもない』と一瞬でも思った途端もうダメ。心のままに手が動いてしまうのだ。そんな時、仕切り直しをしてイメージを涌かせながらやり直すというのが脳のうまい使い方だ。性格が前向きで明…

自信をつけるための方法

林成之さん。「ゴルフなどで超人的な技を出す脳の使い方がある。その一つは『自信』だ。人間、自信を持ったとたんに手足が自由に動く仕組みになっている。子供にいったん自信を持たせると一気に才能を発揮する。自信をつけるための方法としては2つある。(…

勝負に勝つ姿勢と目線

林成之さん。「勝負脳に大切なのは、姿勢と目線である。一流の選手はバランスのいい姿勢を保っている。肩甲骨の位置の背骨と、腰の骨を結んだ線が重力に対して、いつもすっとしている。もう一つは、目線がいつも水平になっている。姿勢のいい人の脳は疲れに…

相手の長所に打ち勝つ

林成之さん。「勝負の目的は勝つことである。しかし、『いかにすばらしい勝ち方をするか』という、勝つための目標に集中することがより大切だ。目的に集中すると、つい力が入ってしまう。が、目標だとそうはならない、機能が十分に発揮できるのだ。また、争…