2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

時間をとって想像訓練を行う

勝間和代さん。「ビジネスや実生活でクレバーになるために、最も大事なことは、『まだ起きていないこと、これから起きるであろうことへの想像力』です。いつも、自分がどんな行動をとったときに、あるいはこれから取る行動について何が起こりうるのか、シミ…

思考と感情の力を知る

本田健さん。「日常的に考えていることが人生をつくる。金持ちは日常的に豊かさ、新しいチャンス、楽しいイベントのことを考える。どこに、ふだんの意識を集中させるかで、君の将来が決まるといえるだろう。自分が将来やりたいこと、したいことにフォーカス…

アーリーリタイヤについて

例えば50歳までに大金をかせいで、リタイアする。アメリカ人の場合なら、カリブ海あたりでクルーザーを浮かべて悠々自適の生活をする、というようなイメージ。それに対して、日本人の場合は、例えば60歳で引退したとしても、早いですね、というようなこ…

盛況感を演出しているか

本田直之さん。「顧客のニーズはさまざまだが、すべての人が同じように求めているものが、たった一つだけある。安いものではないし、質が良いものでもない。安い、高いの基準は個人差があるし、質が良いといっても、何をもって質が良いと捉えるかは、人それ…

本当に私でなければ駄目か

勝間和代さん。「どこに自分のパーソナル資産をつぎ込むべきか、何を捨てるかで大事な視点は、『本当にそれは私でなきゃダメなの?』と、常に自問自答することによって得られます。たとえば、最近、『自宅のトイレを見せてください』という取材依頼がありま…

努力不足に向き合わない弱さ

日経ビジネスから。「マクドナルドに限らず日本の外食産業は、日本市場の特殊性をあげつらい、自らの高コスト構造や低収益性の言い訳にしていた。原田にはこう見えていた。『日本は特殊だから』という正当化と、『藤田さんが決めてくれる』という甘えは、自…

アイデアを生む企業文化

岩田聡さん。「人が何を面白がってくれるかについて考えずにいられない人が増えれば、会社は有利ですよね。ただ、それは個人の才能や資質で生まれる部分があります。でも企業文化の持つ意味も大きく、考え続けている人たちに囲まれていると、新人もそのDN…

中年期の危機の乗り越え方

津田秀樹さん。「さて、中年としての新しいアイデンティティを築くことを決意したとして、具体的にどうしたらいいのでしょうか。アイデンティティという言葉そのものの生みの親である心理学者のエリクソンは、『ジェネラティヴィティ』の重要性を説いていま…

前の状態を打ち壊すことが

津田秀樹さん。「サナギの中では、幼虫の身体はいったんドロドロに溶解します。その上で、成虫の身体へ造り変わっていくのです。前の状態を打ち壊すということが、人のアイデンティティの確立においても重要です。中年期になると青年期の心のままではいられ…

中年期の危機を乗り越える

津田秀樹さん。「人生には、3回の大きな心の危機があります。それは『思春期』『中年期』『老年期』の3つの節目です。中年期の危機をうまく乗り越えられない人には、3つのタイプがあります。(1)『押し通し型』若いときに獲得したアイデンティティだけ…

社内で成功と言うな

岩田聡さん。「そもそも、最近成功という言葉で形容していただけることが増えて、光栄なことだと思うと同時に、その言葉が社内に与える影響をとても心配しています。社内で成功というな、と。海外法人のプレスリリースに「success」と書いてあると、その言葉…

人事は尽くせると思うな

岩田聡さん。「そもそも、任天堂って変な名前ですよね。『天に任せる』って書きますから。昨年の株主総会で株主の方から社名の由来を聞かれまして……。そんなこと総会の想定問答に書いてな(笑)。 困りましたよ。ただ、『人事は尽くせると思ってはいけない』…

私の運転するバスに乗るか

日経ビジネスから。「5年前の2004年5月、原田(泳幸さん)は同じ赤いバスのイラストの前に立っていた。アップルコンピュータ日本法人の社長から日本マクドナルドのCEOに転じた直後、原田は全社員を集めてこう突きつけたのだ。『私の運転するバスに乗る…

人生に意味を見いだして

マーシー・シャイモフさん。「エドワード・ディーナーは、幸福感を生み出す一番の要素は、『人生に意味を見いだして、長いスパンの目的をもち、それを楽しむこと』だと言っています。偉大な指揮者トスカニーニが80歳の誕生日に、これまでで一番素晴らしい仕…

どこでもできる瞑想法

マーシー・シャイモフさん。「毎日一定の時間、座って瞑想するのはとてもよいことですが、瞑想のやり方はそれだけではありません。チベット仏教僧であるアナン・リンポチェが、いつでもどこでもできる瞑想法を教えてくれました。それは一日七回、ただ立ち止…

目標ではなく願いを書く

ももせいづみさん。「願いごと手帖の魔法を発揮させるための一番のポイントは、『目標ではなく願いを書くこと』。願いをうまく書けるようになればなるほど、願いがかなう率もどんどん高くなっていく。逆に、ここで願いがうまく書けずに『目標』とか『To doリ…

願いごと手帖の作り方

ももせいづみさん。「『願いごとをね、とにかくたくさん書くの。ほら、こんな風に手帖を開いて、思いつくはしから全部。大きな願いも小さな願いも、なんでも一緒でいいの。大切なのはとにかく書くこと。書かなくちゃ願いはかなわないけど、書けば必ずかなう…

腹八分目の思想

堀田宗路さん。「貝原益軒の言う腹八分(腹八分とはカロリー制限のこと)こそ、実は最高の長寿法なのだ。このことは長寿遺伝子の発見によって裏付けられた。『Sir2遺伝子』という長寿遺伝子の活性法が、なんとカロリー制限だった。長寿者とは病気とは無縁で…

三楽を行い四欲を慎め

堀田宗路さん「貝原益軒は『三楽を行い、四欲を慎め』と説く。三楽とは(1)道を行い、善を積むことを楽しむ、(2)病にかかることなく、快く楽しむ、(3)長寿を全うすることを楽しむ。一方で、慎むべき四欲とは(1)あれこれ食べてみたいという食欲、…

何か、ほんとうに自分らしく

岡本太郎さん。「絵は好きだったが、ただの絵描きになろうとは思わなかったな。もっと自由に生きたい。何か、ほんとうに自分らしく。ぼくは自分の仕事というか職業を狭く決めてしまうのは、どうも面白くなかったんだ。絵にしろ、彫刻にしろ、文章でもテレビ…

日米欧の『よりよく生きる』

池澤夏樹さん。「よりよく生きるという言葉の内容が、日本やアメリカとヨーロッパとでは少し違うようなのだ。日本人はつつがなく生きようとしている。周囲の人々から浮かないようにつつましく暮らし、大過なく人生を送る、日本の社会が個人に要請するのは基…

自分のいいと思うものはいい

岡本太郎さん。「よく”一流好み”の人がいるが、それはつまりただ世間の、他人の評価をウノミにしてありがたがってることだろう。誰がなんといおうと、三流だろうが五流だろうが、自分のいいと思うものはいい、という態度を貫かなければ、”ほんもの”なんかわ…

お金儲けのコツは1個

齋藤一人さん。「いいかい。お金儲けのコツは、一個しかないんだよ。お客さんを喜ばせればいんだよ。サラリーマンのお客さんって、誰ですか? 『私はスーパーマーケットに勤めてるから、お客さんが何人も来ます』っていう人があるかもしれないけど、あなたの…

幸せに成功したければ

本田建さん。「幸せに成功したければ、自分が大好きなことを仕事にしなさい。心から大好きなことを熱中してやれば、たいていの場合、気がついたら成功しているものだ。幸せな金持ちになるための秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ。全身全霊でそ…

しあわせ反対論者

岡本太郎さん。「ぼくは、しあわせ反対論者なんだ。つまりね、簡単にいってしまえば、人間がしあわせと思っているときは、死がいちばん遠ざかったときなんだ。しかし、これは生きがいを失ったことになる。そんなしあわせは、ぼくは欲しくないね。」「つまら…

人間にとって成功とは

岡本太郎さん。「人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。」「成功だけを意図してやってきた連中というのは、ほとんど成功していないんだね。そういう人は他…

迷うことはしないことだね

船井幸雄さん。「(船井さんの孫にとって、もっとも大事なことは何か。どんなクセか、ちょっと言ってやってください、という奥さんの要望に応えて)そうだな、(1)まず、生命がけでどんなこともやるクセをつけること かな。(2)だから好きなこと、得意な…

スキルが生かせてみなが喜ぶ

森田芳光さん。「(いい映画を作るためにいちばん必要なことは)ミスキャストをしないということ。出ている人がみんなイキている、こういう人がいたら面白いとか、こういう人見たことないとか、観客にそう思わせるキャスティングが重要です。(略)映画の出…

総大将ご出馬あれ

司馬遼太郎さん。『燃えよ剣』より「幕軍が、討薩表(陳情書)をかかげて大坂を出発するというのはいいが、その陣頭になぜ慶喜が立たない。慶喜は大阪城に腰をすえたままである。しかも姿勢はおよそ戦闘的ではなく、婦女子のように恭順しているだけではない…

ハイブリッド性こそ

内田樹さん。「(『坂の上の雲』の登場人物が)日露戦争に掛け金として差し出したのは『日本人的エートスを保持したまま近代国際社会に参入することは可能か』という重い問いであった。欧米人のようにふるまい、その価値観を内面化すれば列強に追随すること…