2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

そうじで集中力を高める

小山龍介さん。「雑念を払い、集中力を高めるのにオススメの単純作業は、そうじです。集中力が切れそうになったら、オフィスのそうじを始めるんです。眠くなる午後一もこれがいい。机の上から始まって、机の周り、書類棚。そうじなら、『あいつは何をやって…

深い対話は人間力の問題

野中郁次郎さん。「ホンダ財団での講演中に聴衆の一人が全身で反応するのに気づいた。実に良い間合いでうなづく、笑う、沈思する、メモを取る。こちらも彼に共鳴して、リズムよく全力を出しきった。講演後、彼は『本田です。ありがとう』と言って去った。本…

CEOの4つの責任

出井伸之さん。「私は、最高経営責任者であるCEOには4つの責任があると考えてきました。第一に、企業経営のビジョンを明確にもつこと。第二に、これを実行するための仕組みを作り、執行すること。つまり競争優位に立つためのオペレーションの効率性が求…

がんばるタイム

小山龍介さん。「トリンプ・インターナショナル・ジャパンでは、『がんばるタイム』を設定して、社員全員が仕事に集中するそうです。私語も電話も、社内を歩き回ることも禁止されます。時間は、午後12時30分から2時30分までの2時間。一番効率の落ちそうな…

いやなことも快感とセットにして

小山龍介さん。「人間の脳は正直で、快感に繋がることについては、積極的に働きますが、そうでない場合、ブレーキがかかってしまいます。逆に言えば、いやなことも快感にしてしまえば積極的に取り組める。やりたくないことを片づけるには、この快感原則に従…

能率を50%上げる方法

小山龍介さん。「1900年頃、鉄鋼王のチャールズ・シュワブに対して、経営コンサルタントのアイビー・リーが『能率を50%上げる方法がある』と言って一つの提案をした。それは、非常にシンプルなToDoの管理法。まず、終礼の時間、従業員に明日やらなければな…

仕事が速い人の脳の使い方

築山節さん。「重要なのは、一度脳の基本回転数を上げると、その状態がしばらく続くということです。仕事を効率よく片付けるには、この性質を利用することが有効です。まずは脳に準備運動をさせて、基本回転数が上がりやすい状態を作っておく。次に、時間の…

エスカレーターのトリビア

日経新聞から。東京ではエスカレーターの左側に立って右側を空ける「右空け」で、大阪は「左空け」なのは何故か。米国で地下鉄駅にエスカレーターが最初に設置されたのは1906年だが、左側を空けるようになったのは、車の追い越し車線が左だからではないかと…

脳の基本回転数を上げるには  

築山節さん。「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要です。距離と時間から速さを算出する式がありますが、それにたとえて言えば、距離は仕事の量や問題の量です。何時までにこれだけの仕事をしなければならない、何個の問題を解かなければならない…

ものの本質を考える

大前研一さん。「ものの本質を考えるためには、設問の仕方を解決策志向的に行うことである。問題を『どうすればよいか』というのでは、誰でも思いつくアイデアしか出てこない。問題が起こっているのは『どうしてなのか』と問うことが必要である。漠然とした…

脳にもウォーミングアップを

築山節さん。「朝一定の時間に起き、太陽の光を浴びれば、ともかく脳は活動モードに切り替わりますが、それだけでは、まだ十分に脳は目覚めません。脳にも準備体操が必要です。その為には、脳の運動系と呼ばれる機能である足・手・口を意識して動かすのが効…

企業参謀五戒

大前研一さん。「(1)参謀たるもの、『イフ』という言葉に対する本能的恐れを捨てよ。(2)参謀たるもの、完全主義を捨てよ。相手よりもほんの一枚上をゆく市場戦略を、タイミングよく実施することが勝利のカギである。(3)KSF(Key factors for succ…

脳のための生活リズム

築山節さん。「人間の脳は機械じゃないですから、24時間同じ性能を発揮できるわけではありません。生体としての脳が活発に働きたい時間、休みたい時間という周期を繰り返しているものなんです。その周期と生活のリズムをなるべく一致させる努力をして下さい…

分別力と創造力

江崎玲於奈さん。「我々の知的能力は、二元性を持ち、一つはものごとを理解し判断する分別力と、もう一つ新しいアイデアを生みだす創造力がある。さて、われわれは二十歳から七十歳まで活動すると考えると、分別力のほうは二十歳では零であるが、毎年増加し…

創造力を育てる5カ条

江崎玲於奈さん。「第一に、今までの行き掛かりにとらわれてはいけません。しがらみという呪縛を解かない限り、思い切った創造性の発揮などは望めません。第二に、教えはいくら受けても結構ですが、大先生にのめり込んではいけません。のめり込みますと権威…

財務分析の3つの数字

チャック・クレマーら。「(1)ほとんどの会社は短期的に利益を上げなければならず、すべての会社は長期的に利益を上げなければならない。ただ利益を上げればよいというのではなく、将来のために投資するか、株主に配当金を支払うかのいずれか一方またはそ…

何事も10年続ければ

森敬典さん。「なにごとも10年続ければ本物になれる、と言います。好き嫌いとか、善悪を超えて、とにかく10年やり続けてみるのです。すると、なにかが見えてくる。確かなものを感じることができるようになる。『霊の発見』という本の中で宗教哲学者の鎌田東…

毎日4時間を10年間

日向清人さん。「ちょっと高めの目標設定、練習直後のフィードバック、コツの確認という三点セットを毎日4時間、10年間続けることで達人になれる。毎日4時間の練習を10年間も続けるのは大変なことに決まっています。普通の人にとっては苦痛です。しかし、…