2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

守りに入らないこと

小島武夫さん。「一番いけないのは、ちょっと勝つと、すぐ守りに入ること。これはダメです。勝ったら、そこからかさにかかって攻めていかないと。ただし、勝負事は勝ち続けることはできません。だから、運が落ちてきて3着、最下位と来たら腰を上げる。(中…

たとえ成功しなくても

野田智義さん。「リーダーは成功するから旅を歩むのではない。そう私は思う。たとえ成功しなくても見たいものがあり、実現できるはずだと信じて、旅に出る。行く先には、恐怖、悲しみ、絶望、挫折が待っているかもしれない。でも、ほかでは得られないような…

ダンスフロアとバルコニー

金井壽宏さん。「政治・行政の世界でのリーダーシップを研究したハーバード大学ケネディ・スクールのR・ハイフェッツの言葉だが、リーダーはダンスフロアで踊ることもあるし、バルコニーにも立たなければならない。バルコニーという皆が見えて、皆から見られ…

辛うじて生きていける

ある友人のことを思い出す出来事があった。彼から3つのメッセージを貰ったと思い返していた。彼はガンにかかってしまったのだけれど、とにかく早期発見するために病院に検査に行くようにとメッセージを強く伝えてくれていた。十年以上前のことになる。今週…

常に自分との戦い

小島武夫さん。「まずは、「運の波に乗ってきた」ことをどこで感じ取れるか。それが重要です。もちろん、非常に難しいものですけれどね。例えば、序盤に調子が悪くても、「良くなってきたな」と感じ取れたら、一気に畳み掛けていく。そのときは、いろいろと…

具体と抽象の振れ幅

楠木建さん。「『この人は頭がいいな、デキるな』と感じさせる人は、決まって思考において具体と抽象の振れ幅が大きい。ドワンゴの川上量生さんもその1人である。たとえば、以下のような話。『ウィキペディアの場合だったら、ユーザー同士に議論を重ねさせ…

両極をエレガントに

鮒谷周史さん。「美しく、さりげなく、芸術的に決める営業とは、「両極をエレガントに取りに行くところから生まれる」ものだと考えています。両極というのは、たとえば、親しみやすさと近寄りがたさと、豪腕と技巧と、大人っぽさと子供っぽさと、重厚さと軽…

非連続的なイノベーション

楠木建さん。「たとえばアマゾン。多くの企業は、『24時間365日店を開けておける』『顧客の地理的なリーチが格段に広がる』『店舗に物理的な制約がないので、品揃えを無限に広げられる』、こうしたことをリアルな店舗での販売に対するEコマースの優位…

ハンズオンの経営

楠木建さん。「僕の限られた経験でいっても、優れた経営者にはハンズオンの人が多い。現実の現場にある現象や現物を自分の眼で見る。問題を自分の手で触って知る。社員や取引先、顧客、株主といったステイクホルダーの前に自ら出る。自らの戦略構想を自分の…

論理を超えたセンス

楠木建さん。「ジョブズさんが経営者として重要な意思決定を下す際、8割以上は形式的な論理を超えた『センス』としかいいようのないものに基づいていたという。ではどうすればセンスが磨かれるのか。もちろん即効性のある答えはない。しかし、物事に対する…

物件を探して

必要があって、土曜日、不動産屋さんに物件を8軒見せてもらって、ひとつに決め、契約した。考えてみると、自分が大学の時の下宿は友人の隣の部屋がたまたまあいていたからだし、大学院のときは先輩がシェアしようといい場所をあらかじめ選んで下さっていた…

虹を掴む男の恋

ベン・スティラーという俳優さんはコメディアンとして好きで、DVDで借りてきて見たりしてきたのだが、映画館に『LIFE!』(原題:"The Secret Life of Walter Mitty", ダニー・ケイが主演した『虹を掴む男』(1947)のリメイク)を観に行った。たまにはそうい…

共感できる志を握る

安海将広さんのセミナー続き。「『どうしてできないんだ?』と聞くと言い訳が生まれる。相手vs自分になる。一方で『どのようにすれば〜できるだろうか?』と聞くと、解決策が生まれる。我々vs問題点になる。これによって、できない理由を説明する組織から、…

素敵な疑問文

すごい会議コーチである有限会社以心伝心の安海将広さんのセミナーに参加してきた。『すごい会議』のことは本で読んだりして知ってはいたのだが体験してみたかったので。最初に「今、何がうまくいっているか?」と公私何でもいいから発表し、それに対して全…

私には夢がある

金井壽宏さん。「あの演説でキング牧師は聴衆に向って『私には……』と力強く夢を語った。『我々には……』と複数形にせず、『SCLCは……』と三人称を用いたりもしなかった。『夢を見てください』と聴衆に呼びかけるのではなく、『見なさい』と煽動もしなかった。…

エネルギーにこそある

野田智義さん。「リーダーにはコミュニケーションのうまさや先見性など、ある程度の能力や資質が求められる。けれども、 リーダーシップの本質は、そのような能力や資質にあるのではなく、リーダーがリード・ザ・セルフによって行動する際に発するエネルギー…

大きな絵を描く

金井壽宏さん。「ある人を中心にグループで旅行をし、メンバーが、『この旅では、あいつの描く通りの行程でついていってよかっ たなぁ』と言う時、そこにも純粋なリーダーシップがある。ポイントは権力や権限や仕組みで人を動かすのではないという点だ。野田…

他の人が見ない何かを

野田智義さん。「『皆さんはリーダーと聞いて、どんな人をイメージされますか?』すると、未だ三十代をおぼしき白人男性が立ち上がって答えた。『天安門広場で戦車を止めようとして一人で立ちはだかった、名も知れぬ若い中国人の男性』。その時私は、自分の…

行動パターンを変える

アンソニー・ロビンズさん。「『自分の行動を変えたい』と思ったら、効果的な方法は一つしかない。『手を切りたい行動』には耐えがたいほどの苦痛を結びつけ、新たに習慣にしたい行動にはダイレクトで、想像を絶する快感を結びつけるのだ。私の経験からする…

分かりにくい差別化要因こそ

鮒谷周史さん。「なぜ経営に際して、分かりやすい差別化要因を求めてはならないかというと、その答えは「すぐに模倣されるから」。事業においては「参入障壁は高く、高く、高く」ということが大切です。そしてもう一つ。「参入障壁は、他の人には、分かりに…

3種のモチベーション

田中得夫さん。「モティベーションには、3つの種類があります。1つ目は脅しや処罰によって人を行動させようとする、恐怖によるモティベーションです。2つ目は報酬によって人を動機づけようとする報酬によるモティベーションです。これはある条件下では効…

究極の成功方程式

アンソニー・ロビンズさん。「強調しておきたいのは、初めのうちは、夢を実現する具体的な方法などそれほど重要ではないということだ。大切なのは、『石にかじりついてでも必ず方法を見つけてやる』と決断することなのだ。私が『究極の成功方程式』と名付け…

変化の三大基本原則

アンソニー・ロビンズさん。「どうせ変われない、と無意識に考える人は、逃げ腰で変化に立ち向かうことが多い。永続的な変化を実現するために、『変化の三大基本原則』を紹介する。秘訣1:「基準」を厳しくする。何かを変えたいと心の底から思ったら、まず…

勝ちにこだわらず

梅原大吾さん。「僕も勝ちにこだわり過ぎていた時期があった。だが、勝ちたい一心で勝負をしていると、自分の感性が錆び始め て、つまらないアイデアしか浮かばなくなる。勝ちたいという気持ちに縛られて視野狭窄に陥るのは、窮屈でつまらないことではないだ…

他の可能性を切り捨てる

アンソニー・ロビンズさん。「決断を下すことの絶大な効果を知りながら、とにかくやってみようとする人が少ないのはなぜか。それは、『決断する』ことの真の意味を知らない人がほとんどだからだ。『できればいいと思う』というレベルまで、決断の意味が薄ま…

修業時代を支える意地

浅田次郎さん。「たちまちデビューできるだろうと甘いことを考えていたら、それから二十年ぐらいかかった。その二十年間を支えたものは何かと言えば、これはもう「意地」だな。夢を追いかけるなんていうのは、生半可な覚悟では出来ない。僕は二十年間、必ず…

型を超えたときの強さ

梅原大吾さん。「型にはめて戦うということは、独自の努力をする必要がないということだ。追求を放棄して、仕事だからと 割り切ってしまっているようなものだ。僕の場合はそうではなく、自分の判断に従った戦い方をしたいと思う。そういった覚悟で臨んでいれ…

可能性を試した果てに

梅原大吾さん。「10の強さを手に入れる方法は簡単に教えられる。だが11、12、13の強さを手にする方法は言葉では 教えられない。それでも口に出して言うとすれば、『すべての可能性を試した果てにあるもの』ということになるだろう。それはテクニック…

言葉で言い表せない強さ

梅原大吾さん。「10を超えた強さは、もはや教えることもできなければ誰も真似することもできない。おそらく、何が違 うのか気づかない人が大半だ。誰もが真似できる10の強さとは次元が違う。自分だけにしか分からない努力で11,12,13の強さを手に…

経営戦略書の4つの要素

武沢信行さん。「「戦略なき国家は滅びる」といわれるが、企業も同じだ。経営計画書の中に、明確に戦略が明記されていなければならない。敵が存在し、その敵に対してどのように戦うかを考えるおおもとの作戦を戦略という。しかし、企業の経営戦略となると、…