2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

世界観に基づく戦略を

三品和弘さん。「戦略とは大局的な判断の事である。大局的な判断とは、日々下すようなものではなく、一旦出来上がるとその後何十年に亘って存続するような、基本的な枠組みの設定に関わるものである。大局判断としての戦略を間違えないようにする為には、確…

戦略とは息の長い企て

三品和弘さん。「私は、戦略とは非常に息の長い企てだと考えている。本当の戦略とは、合議や予測、そして長期を超越する所、即ち通常の知的推論の範囲を超える次元にあるのではなかろうか。ミンツバーグによると、戦略とは人が抱くインフォーマルな直感であ…

今、ここにいること

小杉俊哉さん。「あなたはいつでも、あなたが今いる場所にいますか?これは、今自分がしていることに全身全霊を傾けているかどうか?ということです。例えば、会議に出ていても『つまらない会議だ。何で自分がこんな会議に出席しなければならないんだ。早く…

感情は表したほうがいい

小杉俊哉さん。「相手の言い分もある場合は言い合いになることもあります。しかし、その後まずほとんどの場合に、それ以前よりずっといい関係になります。ただし、効果的に感情を表現するには守るべきルールがあります。それは、相手の行為ではなく状況を対…

ランチミーティングに投資

勝間和代さん。「知的生産には五感で色々なことを感じることが重要です。情報交換もランチをしながら行います。視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を刺激しながら新しい情報が得られ、人脈も広がるので、活用余地が大きいと思います。私のお薦めは、平日週5日の…

自分の脳が喜ぶように

茂木健一郎さん。「自分の脳がどういう状態にあるのかを常に知っておくようにすることです。自分の脳が喜ぶように、仕事の難易度を調整しながら取り組むことです。脳が一番喜ぶのは、全力でやってぎりぎりできるぐらいの難しさの仕事に取り組む場合です。達…

健康は幸福の必要条件

小杉俊哉さん。「あなたが30歳を過ぎていて日頃何も運動していないとしたら、それだけでラッキーをつかむ権利を放棄している、と言ってもいいほどです。いくら健康で屈強でも、また学生時代に体育会にいたとしても、その遺産で食えるのはせいぜい30歳くらい…

自分はツイテイルと念じる

小杉俊哉さん。「名取さんにどうしていつもそんなにツイているのか聞いてみたところ、こういう答えが返ってきました。『人生は運だと思っている。僕はいつも、自分はツイテイル、ツイテイル、といつも念じているんだよ。だからいつもラッキーなんだよ』。(…

装いはその人の文化

小林元さん。「私は、イタリアに来てからしばらくの間、人々のすさまじい着るものへのこだわりになじめなかった。きわめて日本流に『人間は中身だ。外見ではない』と言ったりしていた。しかしあるとき、イタリア人の友人の一人が、『装いはその人の文化だ』…

凝縮された十万字

勝間和代さん。「一冊の本を書くには十万字以上の字数が必要です。普段、文字を書かない人にとって、十万字というのは相当な負担になります。しかし、普段からブログを使って三千〜八千字くらい書き慣れてくると、文字を書くことに足腰が鍛えられてきますの…

ヒット作を出したことで

勝間和代さん。「ヒット作を出したことで起こったことは、『自分のメディア』がこれまでのプライベートなものから、パブリックなものに変化したということです。すなわち、これまでと異なり、自分の考え方や発言、アウトプットが他者に対して影響力を持つよ…

体を使うとボケない

柴田博さん。「昔から頭を使うとボケないと言われてきたが、最近、欧米の研究によれば『体を使うとボケない』ことが分かってきた。体を動かすことの一番の基本になるのは歩くこと。それに少しずつ筋力トレーニングを加えていればいい。市などが主催するトレ…

本を出すとステージが変わる

勝間和代さん。「アウトプットを効率化するための究極の技法は、学びを本として出版することです。私が出版を意識したのは意外と最近で、03年頃です。その頃、マッキンゼーをやめて転職をする予定を立てていたのですが、その前後でマッキンゼーの先輩である…

運動がインプット力を高める

勝間和代さん。「よく運動するのは、五感の働きを良くするためです。インプットに対する処理能力が正確で速いほど、効率は上がります。その時、私たちは頭だけ鍛えればいいように感じてしまうのですが、実際には五感全体、体全体を鍛えないと効率が上がりに…

睡眠は投資である

勝間和代さん。「インプット力を高める技術に『よく運動して、よく寝る』があります。眠ることがなぜ重要かというと、私たちの脳は、寝ている間に頭の中に散らかった内容を整理してくれるからです。従って『睡眠は投資である』ということを覚えておいてくだ…

シンプルに暮らす

下重暁子さん。「わたし自身は、『シンプルに暮らす』とは、物を捨てることではなくて、『物を大切にすること』だと思っている。最初はわたしも物を捨てることばかり考えた。しかし、それでは解決しない。いきついたのは、物を大切にする、物の命を使い切る…

一万円の書籍代で良書一冊

勝間和代さん。「私は月に50冊〜100冊の本を買って読んでいますが、その中で読んでよかった、新しい知見が身についたと思う本は、だいたい10冊に1冊あるかないかです。本の価格帯はだいたい4つに分かれます。(1)新書・文庫:500〜700円、(2)ソフトカ…

本代をケチらず良書を読む

勝間和代さん。「素晴らしい厳選された情報が、せいぜい数千円で買えることも本の素晴らしい所です。数千円であれば、私たちが1〜2時間働けば入手できる金額です。2時間の労働成果だけで、著者が何年も何十年もかけて培った情報と交換させてくれるのです…

山登り・ハイクの愉しみ

ゴールデンウィークに、といっても、日帰りに近い日程で、家族で大台ヶ原に行ってきた。山の愉しみといっても、それほど履歴があるわけではなく、会社の「山の会」に宴会要員として在籍し、連れて行って貰った蝶が岳に感動したのがもう20年も前。京都の鞍…

マグカップの愉しみ

収集癖はないのだが、家の中で比較的多いのがマグカップである。我が家でコーヒーや紅茶をよく飲むということもあるだろうし、結婚して最初のうちは、旅行先で気に入ったものがあれば買うようにしていたということもあるだろう。食器棚の一段を取り、半楕円…

電通鬼十則

吉田秀雄さん。「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。仕事とは、先手先手と働き掛けていく事で、受け身でやるものではない。大きな仕事と取り組め!小さな仕事は己を小さくする。難しい仕事を狙え!そして成し遂げる所に進歩がある。取り組んだら…

映画の愉しみ

映画の日ということもあって、本当に久しぶりに家内と二人で映画にいった。キーラ・ナイトレイが出ている『つぐない』。なかなか良かったです。映画館がシネコンじゃなかったからかも知れませんが、映画の日って、立ち見が出るくらいなんですね。自分の好き…