2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

評価ではなく感謝を

古賀史健さん。「仕事を手伝ってくれたパートナーに『ありがとう』と、感謝の気持ちを伝える。あるいは『うれしい』と素直な喜びを伝える。『助かったよ』とお礼の言葉を伝える。これが横の関係に基づく勇気づけのアプローチです。いちばん大切なのは、他者…

わたしとあなたを起点に

古賀史健さん。「過去から未来、そして宇宙全体までも含んだ、文字通りの『すべて』が共同体なのです。アドラー心理学では、『すべての悩みは、対人関係の悩みである』と考えます。不幸の源泉は対人関係にある。逆に言うとそれは、幸福の源泉もまた対人関係…

共同体感覚

古賀史健さん。「対人関係のゴールは、『共同体感覚』です。これはアドラー心理学の鍵概念であり、その評価についてもっとも議論の分かれるところでもあります。もしも、他者が敵ではなく仲間だとしたら、仲間に囲まれて生きているとしたら、われわれはそこ…

人生の再解釈力

鮒谷周史さん。「人生の再解釈力とは、(私の造語ですが)「ある出来事(主として不幸な出来事)に遭遇したときに、より大きな物語の中で、自分の都合の良いよう、ストーリーを再構築する力」ということ。言葉を換えれば、「自分の心が平穏になり、あるいは…

マメにお世話をする

童門冬二さん。「マメというのはどんなことでも手を抜かずに、それも他人が見ていようといまいと、コツコツと誠実に行動することをいう。私は二宮金次郎の言う”マメにお世話をする”という考えを念頭に置いている。金次郎は農民だが、土はもちろんのことすべ…

衣服から受ける影響

佐藤富雄さん。「つまり、人間というのは、自分に一番近くにいるものから最も心理的な影響を受けやすいといえます。では、自分に一番近いものとはなんでしょうか。それは、衣服、すなわち着ているものなのです。ですから、着るものに気を遣わないのは、自分…

後戻りしない決断

鮒谷周史さん。「世の中には『やり切ったから、報われる世界』と『そこを越えられず、すべてが徒労に終わってしまう世界』の間に、一線が引かれているようにも思われます。であるならば、『この道を突き進む』と、一旦、ルビコン川を渡る決意をしたからには…

毎分毎秒を無駄にしない

鮒谷周史さん。「そうした、どん底の状態から抜け出すためにはどうしたらいいのか、毎時、毎分、毎秒、無駄にせぬくらいの覚悟を持って、いろんな本を読み、いろんなセミナーや講演に行き、いろんな人に会いに行き、これは!と思ったことを都度、取り入れて…

一日に点数をつける

トム&デイヴィット・ケリーさん。「がんの治療を無事に乗り切ると、デイヴィットは文字通り第2の人生が与えられた気がした。彼は精神科医のアイデアに従い、とてもシンプルな方法を実施しはじめた。1日の出来事を振り返り、日々の生活をより豊かにする方…

失敗の恐怖を克服

トム&デイヴィット・ケリーさん。「失敗が楽しくなるわけではない。だからこそ、ほとんどの人は本能的に何としてでも失敗を避けようとする。恐怖を払拭するために失敗と向き合う価値を直感的に理解している人物といえば、ジョン・キャシディだ。彼が著書『…

宇宙に衝撃を与えよ

トム&デイヴィット・ケリーさん。「スティーブ・ジョブスは深い創造力にタイする自信を持っていた。目標を追求する勇気と忍耐力さえあれば、大胆な目標を叶えられると信じて−いや、知っていたのだ。彼は『宇宙に衝撃を与えよ』と説いたことで有名だ。199…

自分自身が思いこむ

佐藤富雄さん。「男性の場合、幸・不幸を決定するポイントは、能力です。要は、自分が”俺は能力がある”と強く思いこむことが大事だということです。まわりは誰も認めていなくても、本人だけがそう思っている。男女差別するわけではありませんが、女性の場合…

嫌われる勇気

古賀史健さん。「あなたのことをよく思わない人がいても、それはあなたの課題ではない。そしてまた、『自分のことを好きになるべきだ』『これだけ尽くしているのだから、好きにならないのはおかしい』と考えるのも、相手の課題に介入した見返り的な発想です…

人生に嘘をつくことなく

古賀史健さん。「『お前の顔を気にしているのはお前だけだよ』という言葉を思い出してください。あなたの顔を見た他者がどう思うのか。これは他者の課題であって、あなたにどうこうできるものではありません。わたしの仕事がうまくいかないのは、あの上司の…

他者の課題

古賀史健さん。「自らの生について、あなたにできるのは、『自分の信じる最善の道を選ぶこと』それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。分離するとは、そうい…

信じることも課題の分離

古賀史健さん。「子どもとの関係で悩んでいる親は、『子どもこそわが人生』だと考えてしまいがちです。要するに、子どもの課題まで自分の課題だと思って抱え込んでいる。いつも子どものことばかり考えて、気がついた時には人生から『私』が消えている。いい…

仕事なのか作業なのか

鮒谷周史さん。「どういうわけか、私たちは「大切な仕事ほど先送りし、あえて今、やらなくてもいいことを行ってしまう」習性があるようです。しかし、取りかかりやすい作業を行いたくなる誘惑に打ち克って、「未来を創造する仕事」から順番に行っていけるが…

すべて自分の言葉にある

佐藤富雄さん。「押さえておきたいポイントがあります。これからの人生が、充実した実りあるものになるのか、そうでなくなるのか、その分かれ目は、すべて自分の言葉にあるということです。そのために大切なのは、自分が挑戦してみたい分野の言葉を、意識的…

バランスのいい食事

村山彩さん。「バランスのいい食事をするためには、一日に何をどれくらい食べたらいいのか。それを知るためには、農林水産省と厚生労働省で出している『食事バランスガイド』が便利です。これによると、ごはん類なら、ごはん二杯、食パン一枚、おにぎり一個…

アバウト・タイム

映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』を映画館で観てきた。『ラブ・アクチュアリー』などの脚本、『ノッティング・ヒルの恋人』の脚本監督であるリチャード・カーティスの監督最終作ということで。いや、よかったなあ。お勧めです。途中で時計…

ステーキより鯛焼きのばり

穂村弘さん。「昨日までにいた世界の価値観に、まだひっぱられているのね。霜降りのステーキがいいものだという。いや、霜降りのステーキは実際にいいもので、僕も三者択一でこの中から選ぶなら、霜降りのステーキを選ぶけれども、それは生身だから選ぶんで…

生きのびると生きる

穂村弘さん。「何かするためには、コンタクトレンズがなきゃ困るってことなのね。つまり、『生きのびる』ためにはそれがないと困ると、万人がそう思っているものだから。メガネとかなんでもね、ないと困るもの。お金ですよ、究極的にはね。でも僕らは、『生…

何を必死で考えるか

森岡毅さん。「フレームワークで可能にするのは、○勝つ為に何が『必要条件』となるのか見当がつくようになる。○何を必死で考えないといけないかがわかるようになる。○宝が埋まっている可能性の高い箇所を掘れるようになる。○結果として良いアイデアをひらめ…

数学的に頭を使う

森岡毅さん。「遊園地で『集客数が減少している』という問題に直面したとします。数学的に頭を使わない人は、例えばこんな風に仮説を考えてしまいます。『子連れファミリーの集客が下がっているのか?あるいは女性の集客が下がっているのか?』それじゃダメ…

右脳を解放する

大前研一さん。「僕の場合は、最初に『これは商売になるかどうか』というのが、”見える”んだ。前にお台場を再開発するとき、現場を見に行った。雑草だらけの空き地を見ているうちに、そこに人が集まってくる絵が見えてきたんだ。(イマジネーション力はどうす…

WHYからHOWに

松岡修三さん。「こんなに毎日好きな事をして、楽しくて、これでいいのかって不安にもなります。(その『楽しくて仕方がない』マインドへのもっていき方って、トレーニングできるんでしょうか?)基本的に人間の思考は7,8割がネガティブなもので成り立っ…

言葉と本音の関係も

篠田節子さん。「『巧言令色』どこが悪い?と、常々思っている。二十歳も年上の彼女とは小説教室で出会った。会うたびに彼女には褒められた。最後の一押しは、『これ、すばらしい作品よ。この私が、どーん、と太鼓判。新人賞にお出しなさいよ』だった。かく…

戦うのではなくあきらめる

石田久二さん。「人生はなぜ苦しいのか。それは、世の中と戦おうとしているから。世の中は常に『ただある』だけ。その『ただある』だけの存在に、あーだこーだと意味や価値をつけたりして、さらには『強いの、弱いの』『優れてるの、劣ってるの』とかって、…

戦略的フレームワーク

森岡毅さん。「目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考えていきます。簡単な例をあげます。男性が彼女とケンカした後、どうやって仲直りすればよいか。具体的なアイデアをいきなり考えるのではなく、こういう順番で考えることになります。目的は、『彼…

5つの質問

アンソニー・ロビンズさん。「人生では、遅かれ早かれ、必ず行く手を阻む『問題』にぶつかる。問題に直面した時には、自分だけに備わった『才能』で、それを乗り越えていかなければならない。その時、鍵になるのは、一瞬で心の状態を変え、自分の能力を引き…