2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一願成就

田中得夫さん「願い事が叶うということで話題の京都嵐山にある鈴虫寺へ行ってきました。一番強調されていたのは、一願成就、つまりお願い事は一つに絞りなさいということでした。鈴虫寺のお地蔵さんは願い事は一つだけ叶えて下さるのでよく考えて決めてくだ…

将とは智信仁勇厳

守屋淳さん。「『孫子』には、将軍に必須の条件を並べたこんな指摘がある。『将とは、智、信、仁、勇、厳なり』。わかりやすく並べると、こうだ。知謀ー先を見通し、謀略を駆使できること。信義ー部下から信服されること。仁慈ー部下を思いやること。勇気ー…

人はみな死刑囚

原田隆史さん。「刑務所で充実した生活を送るのは意外なことに無期懲役囚よりも死刑囚だというのです。死ぬまでの期限を切られた人間は、これまでの人生を振り返って、『自分はこれでいいのか?』と真剣に自分の人生と向き合うようになります。死生観を意識…

幸せの方程式

佐々木かをりさん。「私は、時間管理とは日々の満足度を高めるものだと思っている。時間管理の目的は、多くの仕事をこなすためでも、効率よく働くためでもない。どんな一日でもいい。幸せな気持ちになるためのものなのだ。それでは、幸せになるにはどうした…

心を強くする

原田隆史さん。「『心を強くする』とは、いまの自分の力でやれることを決めて毎日欠かさず継続することです。心をきれいにするための清掃や奉仕活動であれば、なお効果的でしょう。どんなに小さい習慣であっても、『毎日必ずやる』と決めたら、一日たりとも…

熱く語る言葉を

原田隆史さん。「社長さんたちと話す中で強く感じたのは、みな魅力的な人間だということです。どの方も自信と強い信念を持っていることに共感しました。そうした経営者はオーラやカリスマ性を放ち、自分の志や生きざまが魅力となってにじみ出ています。生活…

目標達成のポイント

原田隆史さん。「最終期日を設けること。(略)まず、今の自分の力や根拠を抜きにした、夢のような目標となる最高の目標を定めます。次に、最低の目標も同時に定めます。今の力でもこのくらいはできるだろう、それができなければ話にならないという最低の目…

魂からストップが

みやがわみちこさん。「できごとを読み解く際、ぜひ知っておいてほしいのが、限界を超えるとストップがかかるということ。魂が潰れそうになった時、何段階かに分けてお知らせがくるようになっている。第一段階、まず最初は優しい言葉をかけてくれる使者が現…

どんな睡眠薬より

丁宗鐵さん。「眠れないときは一杯飲んででも寝ちゃう。そうするとストレスにも強くなる。お酒がストレスにいいというのは、睡眠誘発剤としてまずいいんですね。どんな睡眠薬より、お酒は副作用がない睡眠薬です。眠れないときに一挙に睡眠薬に手を出すのは…

新しいものは組み合わせから

クレイトン・クリステンセンさん。「イノベータが、人一倍関連づけに長けているのは、収集した新しい知識を理解し、蓄え、分類し直す経験を積んでいるからだ。これがなぜ重要なのだろう? それは、われわれが調査したイノベータが、まったく新しいものをゼロ…

三割バッターを目指す

弘兼憲史さん。「野球に十割バッターなんていない。三割バッターで名打者だ。凡打でもいいから打て、バットを振るんだ、と。プレッシャーに感じるほど真剣にならないほうがいい。ある程度、ざっくりとした性格でないと長く漫画家はやっていられない。この商…

三上に加え喫茶店

弘兼憲史さん。「三上というのは、『帰田録』に収録されている欧陽脩という中国の偉人が友人の謝希深に語った言葉である。『余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃ち馬上・枕上・厠上なり』。つけ加えるならば、馬上に近いものが1つある。それは、欧…

アイデア・ノルマ

クレイトン・クリステンセンさん。「イノベータの共通点を一つだけあげるとすれば、それはアイデアをたくさん集めるのが好きだということだ。その様子は、子どもが嬉々としてレゴを集める姿を思わせる。ノーベル賞を二度受賞したアメリカの化学者ライナス・…

寝つきが悪いのは

丁宗鐵さん。「自律神経失調症になる人は、よく『不眠症だ』と言います。でも不眠じゃないんで、ずれてるんです。薬を服用すると睡眠薬は午前中も効いていますから、お昼頃まで調子が出ない。よけい午後にずれ込んできて、自律神経がもっと乱れる。悪循環に…

服の持つ3つの機能

政近準子さん。「心理学の面からも、身につける服が人間の心理や行動に果たす役割について研究され、実証されてきています。神山進氏によると、被服には3つの社会・心理的機能があるそうです。1つ目は被服によって自分自身を確かめ、強め、また変えるとい…

見を決める

安田隆夫さん。「ツイている時は思いっきりビッドを張って勝負に行くべきである。しかしツイてない時、もしくはどちらか分からない時は、じっと耐えて何もせず、ひたすら守りに徹するのが得策だ。ツキのない時の悪あがきは、それがなんであれ、十中八九無駄…

寝ることが努力

丁宗鐵さん。「体内時計とか細胞内時計というのがあって、これがどうも一日が26時間ぐらいにセットされているらしい。それが証拠に太陽の光が一切ないような所にいるような場合、つまり地球の自転と関係ないところに、人間も含めて動物を置くと、だんだん…

信頼して仕事を任せる

安田隆夫さん。「権限を委譲する上での最大要件は、ベタな言い方だが『人を信頼すること』ーこれに尽きる。社員を信頼し、仕事を任せれば、皆一生懸命になる。さらに仕事が面白くなってゲーム化することで社員には『勝ちたい』という強い気持ちが芽生える。…

思わず買いたくなる場

安田隆夫さん。「お客さまはこちらが『売ろう』とするほど固く身構え、買って下さらないものである。だから、そもそも『売ろう』という気持ちを消し去ることだ。売ろうとするのではなく、お客さまの側に立って、『思わず買いたくなる場』を作るのだ。だから…

ゲームをする上で

安田隆夫さん。「権限移譲によって、仕事が労働(ワーク)ではなく、競争(ゲーム)に変わったからだ。社員同士で競いあいながら、面白がって仕事をするようになれば、以心伝心でお客さまもそれを面白がり、店は一気に熱気と賑わいに包まれていく。ゲームをす…

幸運の最大化

安田隆夫さん。「そうして幸運の最大化を図れば、それがまた次の幸運を引き寄せる。往々にして、運が悪い(と言われる)人は、チャンスの時はほどほどにこなし、逆に不運な時に、必死の形相で頑張って、それが結果的に悪あがきとなり、さらなる不運を招くと…

不運の最小化

安田隆夫さん。「それなりの能力のある人なら、巧拙こそあれ、たいがいのピンチはしのげるものだ。しかしそこに全精力を集中するあまり、あるいはピンチそのものがトラウマになって、幸運が訪れた時に全力を出しきれないケースが多い。不運と幸運が交互にや…

奇人のいる街は住みやすい

鷲田清一さん。「奇人とは、変人と違って、あっちにまで行ってしまったひとたちなのである。奇人のいる街は住みやすい。これ以上行ったらほんとうに終わり、という人生のリミットが眼に見えるかたちで示されているからだ。人生の里程標が明確に刻印されてい…

気の集め方

唐池恒二さん「『気』はあらゆる人に備わっているが、人によって多い少ないの差がある。個人でもそうだが、集団としてみても同じことが言える。気が満ちあふれている人もあれば、気が薄くなり乏しい集団もある。大切なことは、誰にもある『気』を溢れんばか…

半袖シャツは必要ない

宮崎俊一さん。「最初の1枚としておすすめなのは、ロイヤルオックスフォード生地の白のシャツです。襟はセミワイドカラーで、もちろん長袖です。私は個人的に、『大人のワードローブに、半袖シャツは必要ない』と思っています。そもそも半袖のシャツをエレガ…

ネガティブモード脱出法

安田隆夫さん。「まず、休暇をとる。四、五日もあれば十分だろう。一人で自宅に引きこもるのである。昼間から雨戸やカーテンを閉めきり、じっと何もせずに過ごすのだ。外出は厳禁。散歩は勿論、買い物もダメ。食事は買い置きや出前で済ます。テレビもラジオ…

気が伝わる

唐池恒二さん「何が私の胸を打ったのか。一言でいうなら、『気』だ。行動訓練の一団から発せられる強烈な『気』がこちらにびんびんと伝わってくる。体育館中が『気』に満ちあふれていた。私は確信した。この『気』が会社の中に充満していけば、今以上にいい…

スーツスタイルの基本

宮崎俊一さん。「スーツスタイルの基本は、『上着の両袖口、衿の後ろの3か所から同じ分量でシャツが見える』ということ。厳密にいえば、1.5cm前後シャツが出ているのが理想です。この分量は流行によって多少変わりますが、同じ分量が見えるという原則は10…

世界は広がったのか

鷲田清一さん。「ここにいて遠くのだれともつながることのできる情報媒体をわたしたちは手に入れた。けれどもはたしてそれで世界は広がったのか。子どもまでケータイやインターネットを駆使できるようになったのに、皮肉なことにコミュニケーションはどんど…

一神教と多神教

角田陽一郎さん。「あくまで個人的な見解ですが、自分の中に神様がいらっしゃる場合が一神教。なので、神様に何かを頼むとき、それは神様に何かを依頼しているというより、むしろ自分の判断を、神様との対話を通じて自分の中で問いただしているんだと思いま…