2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

変化する部分を持つ

築山節さん。「脳は変化を好みません。逆に少しでも楽をしたいと思っています。脳は安定を好むため、今までと同じようなことが続く、変化のない楽な生活を求めるのです。このような性質のことを『状況依存性』といいます。脳は変化することに対応して動くた…

叡智が湧き上がる条件

田坂広志さん。「もし、あなたが、『いまを生き切る』という覚悟を定め、『必要な叡智は、すべて、与えられる』ということを深く信じ、力を尽くして、目の前の仕事に取り組むならば、必ず、あなたの心の奥深くから『叡智』が湧き上がってきます。ただ、必要…

幸福のための6資格

中村天風さん。「病も知らない、貧乏も知らない、煩悶も知らない、よくそれらのものを克服して、自分の幸福を嘆美するような人間になるのには、なるために必要な資格をつくらなきゃだめなの。ただなりたい、ありたいと思っても、なれません、できません。道…

人生の三大不幸

中村天風さん。「もちろん幸福というものの標準は、人によって違いましょう、境遇ところによってね。しかし、人類の通年で世界的にこれだけは誰が考えても不幸だよと思うものが3つある。これを誰が言い初めけん、『人生の三大不幸』と折り紙がつけられてい…

小恍惚のすすめ

渡部昇一さん。「ヴァイニング夫人は、少女の頃、夕暮れの空を飛んでいく鷺か何かを見た時、一瞬、その美しさに我を忘れるような体験をしたと書いています。それで夫人はその後の生活においても、小さなことにうっとりする体験をすることに努めたと言います…

大恍惚と小恍惚

渡部昇一さん。「マズローは、自己実現を十分なしとげた人は、しばしばピーク・イクスペリエンスを持つと言います。この言葉を直訳すれば、至高体験とか頂上体験となりますが、私はヴァイニング夫人の言う小さな恍惚、小恍惚が適訳だと思っています。この小…

心の正しい使い方

塩谷信男さん。「心の正しい使い方はたくさんありますが、とくに日常におけるふだんの心がけとして次の3つの精神を保つよう努めることが大切です。(1)物事をすべて前向きに考える。ふだんから心を積極的、前向きに保つ。二者択一の場合は積極性のあるほ…

『まなゆい』メソッド

ひすいこたろうさん「モヤモヤを晴らし、自己肯定感を高める、とっておきの方法があります。『まなゆい』という言霊メソッドで、『受け入れ』『認め』『ゆるし』『愛しています』という4つの言葉で、ありのままの自分を受容します。『まなゆい』のやり方は…

健全な自己愛が機能

泉谷閑示さん。「『自発性』というものがあれば、人は『絆』などというものに依らなくとも、新たに外界と結びつくことができる。しかも、その結びつき方は、依存と支配といったものではなく、互いの独立性が尊重されるようなものである。それが『愛』と呼ば…

3回同意させる

クリス・ヴォスさん。「その場しのぎの『イエス』が非常にうまい人も多くなった。この罠を避けるためのツールが”3つのルール”であり、同じ話し合いの中で同じことに3回、同意させることである。私が初めてこのスキルを学んだ時、最大の懸念は壊れたレコー…

すべて深い意味がある

田坂広志さん。「『第二の覚悟』とは何か。人生で起こること、すべて、深い意味がある。そう心に思い定め、信じることです。もし、あなたが、『自分の人生は、大いなる何かに導かれている』という覚悟を定めるならば、その瞬間から、人生における、どのよう…

大いなる何かに導かれ

田坂広志さん。「まず、最初に定めるべき第一の覚悟は、自分の人生は、大いなる何かに導かれている、そう心に思い定め、深く信じることです。人生における出会いや出来事を何かの導きと感じる日本人の精神性、それが、この『縁』という言葉に象徴されていま…

靴磨き事始め

生まれて初めて、というか社会人になって革靴を履くようになってからはじめて、靴磨きをしてもらった。高い台の上に座って。靴を履いたまま金具の上に乗せて。それで、自分が今までやってきた靴の手入れがまったくなっていなかったことを知った。なんという…

サプライズと?

新谷学さん。「週刊誌もビジネスだ。当たり前だが、売れなくては成り立たない。『面白い』と『売れる』ということの関係、バランスはどう考えればいいだろうか。まず先に考えるべきは、圧倒的に『面白いかどうか』だ。『売れる』ことは目指すが、順番はまず…

第二の誕生

泉谷閑示さん。「生まれ育ってくる中で避け難く曇らされてしまい、『頭』でっかちで神経症的にならざるを得ない我々の感覚や認識というものを、『心』を中心に回復させることができた時、人は『本当の自分』になったという内的感覚を抱きます。これは、生ま…

そこそこの出世が幸せに

竹内洋さん。「同級生で有名な上場企業の社長から会長になった奴がいた。彼が出世頭だと言っていたら、引退後どうも鬱のようになってしまったらしい。同窓会には一切出てこなかった。彼にとって、あまり引退後は幸せではなかったのではないか。偉くなると、…

価格交渉の6ステップ

クリス・ヴォスさん。「そのシステムをアッカーマンのモデルと呼んでいる。あなたは支払い側で値下交渉をしている。1.目標とする価格を決める(あなたのゴール)。2.最初の提示額は、目標とする価格の65%とする。3.3段階で引きあげた額を提示するが…

夢かなマップの眺め方

あいのひろさん。「一日のどの時間帯に夢かなマップを眺めるのが効果的?朝起きてすぐと、寝る前の数分は『意識と無意識が混濁する時間』と言われています。その時間に、夢かなマップを見続けると、画像イメージが無意識の奥深くに入りこみます。21日間見続…

まず主体の復活

泉谷閑示さん。「その人の『我慢』のタンクが一杯になった時、『心』は分かち難く繋がっている『身体』と協働して、何がしかのシグナルを発してきます。食欲がなくなる、睡眠が取りにくくなる、等々。それでも本人がこのシグナルを無視して過ごしてしまうと…

脳機能の硬直化

築山節さん。「変化のない状態が続くと、脳機能は低下して、”眠ったような状態”になってしまいます。仕事に専念しようとするあまり、それ以外のことをする機会を極端になくし、ほとんど一日中パソコンに向っている。仕事以外の脳の使い方ができなくなってい…

東京の愉しみ

こんなことを書くと東京の友人に怒られそうだが、5年間、職場が東京にあって、横浜に住んで、都市としての、街としての東京を満喫できたかというとそうではないような気がする。それはまあ、後半は長男が生まれて小さかったから、あまり東京まで出かけられ…

まず誰のために

築山節さん。「『誰のために』を考えているつもりでも、『自分のために』がそれを上回りすぎていてると、何をどこまでやればいいのかが分からなくなり、次第に何もしたくなくなっていくようなことが起こりやすくなる。自分をうまく律して、活動性の高い生活…

有意義病にかかっている

泉谷閑示さん。「問題なく動けて社会適応できている時には気付き難いことですが、私達現代人は『いつでも有意義に過ごすべきだ』と思い込んでいる、一種の『有意義病』にかかっているようなところがあります。特に最近では、SNS等に写真付きで投稿できるよう…

創造的遊戯を行う

泉谷閑示さん。「芸術とは、邪なるものに曇らされた世俗に向って決然と対峙して、そこで忘れ去られてしまった自然の本性、すなわち『美』を力強く表現するものです。真の芸術家の在り方というのは、子供の持つ純粋さや創造性を保ちつつ、そこに力強く成熟し…

望むものと波動を調和

エスター・ヒックスさん。「望むものをまだ手に入れていないとしたら、それは願望の波動と一致しない状態に自分を留めているからです。まだ手に入れていない欲しいものがあるなら、それに関心を向けさえすれば、引き寄せの法則によってもたらされます。望む…

自分がどう感じるか

エスター・ヒックスさん。「自分がどう感じるかに注意すると、願望に関心を向けているのか、それとも望むものがない状態に関心を向けているのかがすぐわかるようになります。思考の波動が願望と一致すれば気分はよくなり、満足、期待、熱望、喜びといった感…

面倒で困った世界で

築山節さん。「何も面倒なことのない『高速運転』状態は、心地いいものです。しかし、他の脳機能が衰えてまわりが見えなくなってしまうと、いずれは『事故』が起こる可能性があります。人は『外部環境に変化がある世界』『面倒で困った世界』で生きるべきと…

観照生活こそ

泉谷閑示さん。「ハンナ・アレントは、人間の活動全般を三つに分けて考えました。労働と仕事と活動の3つです。『労働』とは、人間が動物の一種として生命や生活の維持の為に、必要に迫られて行うような作業を指しています。『仕事』とは、人間ならではの永…

覚醒ピークは日に2回

築山節さん。「実際2時間を超える連続労働は、脳の効率を下げ、疲労の蓄積を招きます。普段からこまめに休息をとり、つねに冴えた状態で”脳力”を発揮するよう習慣づけてください。日中の時間帯ですが、サーカディアン・リズムでは、覚醒時のピークは一日二…

日中に目を休める

築山節さん。「日中でも、脳を休め、リラックスする時間をできるだけ持ったほうがいいでしょう。このときポイントになるのは、特に『目を休める』ということです。目から入ってくる情報は、脳に大きな負担をかけています。視覚的注意の集中と拡散を繰り返し…