2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

創造的な孵化場

沖方丁さん。「完全な人間とは何か。それはキャンベルによれば、自分が生きているという経験をする人間である。では生きているとは何か。自己の内面において、知らねばならない価値、すなわち個人の至福と出会い、それに従うということである。ではその内面…

いま生きているという経験

ジョーゼフ・キャンベルさん。「人々はよく、我々みんなが探し求めているのは生きることの意味だ、と言いますね。でも、本当に求めているのはそれではない。人間が本当に求めているのは『いま生きているという経験』だと私は思います。純粋に物理的な次元に…

仕返しをすると運は消えていく

萩本欽一さん。「運をためるチャンスって、日常にいくらでも転がっているんです。なにかちょっとでもつらいこと、苦労することがやってきたとき、確実に運はたまっています。ところが、たいていの人は、いやなことがあると、すぐに愚痴をこぼしたり、ヤケに…

運の神様は裏切らない

萩本欽一さん。「三つ目の運は、努力した人の元へやってくる運。『努力は人を裏切らない』という言葉がありますが、運の神様も努力している人を裏切りません。でも、ちょっとだけコツがあるの。たとえば知恵を振り絞ってアイデアを出さなきゃいけないとき、…

一生をかけて極めたい

井口資仁さん。「物心ついた頃から、野球選手以外の職業に就くなんて一度も考えたことがない。それは自分が野球選手に向いているからというだけでなく、それが自分にとって一番幸せな選択であると思っていたからだ。その幸せの中身が何かと突き詰めれば、困…

自分という道具を使って

井口資仁さん。「バッティングだって調子が良い時は、軽く打っているのにボールが遠くへ飛ぶ。それは力のロスがないからで、つまり無駄な動きをしていないということになる。人生に対する考え方も、基本的には同じではないだろうか。自分という道具を使って…

手順はできるだけ簡単に

井口資仁さん。「人生は苦しいもの、というが、それは楽をするなということではないと思う。守備の練習をする時、僕はいつもどうやって楽をしようかと考える。どうやれば一番簡単にアウトにできるか、その方法を考える。簡単なら簡単なほど、ゲッツーが取り…

達成感が人生を変える

井口資仁さん。「今の自分に何ができそうかを、謙虚になって考える。その為に自分が何をすればいいのか、具体的な目標をひとつひとつ並べていく。地味でも小さくてもいいから、その目標を達成するために自分のやるべきことを毎日積み重ねていく。大切なのは…

地味なことを徹底的に

井口資仁さん。「ホームランに比べたら、盗塁はささやかな記録かもしれない。しかし、それを徹底的に追求したことが、僕の野球人生に大きな変化をもたらした。普通の人は、目立たない、地味なことにはなかなか夢中になりにくいかもしれない。けれども、もし…

ドーパミン分泌プログラム

苫米地英人さん。「夢が見つかったら、次は『ドーパミン分泌プログラム』で、その夢に向かうことが快感であると自分の脳に思わせ続けるようにします。まずは、見つけた夢を『夢発見プログラム』でやったときよりさらに強い臨場感でイメージします。イメージ…

暗示の感受習性

中村天風さん。「人々の多くは、現在生きているのは神経系統の生活機能のせいだということを忘れちまっているものだから、肝心かなめの神経系統の生活機能の働きを悪くするようなことを知らないでやっているのであります。それで、やれ健康がどうの、運命が…

かなわないと思わせる気

荒川博さん。「(榎本喜八選手は)ところが3年目に少し打率が落ち、4年目もさらに少し落ちた。それで5年目のシーズンオフに、僕が『3ヶ月間、俺の家に泊まれ』と言って、一緒に合気道の道場に通った。榎本には、技はあるけれど、『気』がないと感じたか…

社会的帰属から達成へ

ジグムント・バウマンさん。「ブランド商品を所有したり、人前で見せることは、社会的地位を手に入れ、維持しようとすることが理由である。もし、社会的地位が人々から承認されないのなら、それは何の意味ももたない。ロゴやブランドは、承認を求める言葉で…

年収を増やしても幸福にならない

ジグムント・バウマンさん。「ラスティンは相当数の調査レポートを集め、分析した結果、『生活水準の向上はアメリカやイギリスのような国々には何の進展ももたらさない。実際に、これらの国々では、人々が幸福だと感じることは徐々に減りつつある』と述べて…

漠然とした目標では

井口資仁さん。「達成感は具体的な目標があって初めて生まれるものだ。『具体的な目標』と、『漠然とした目標』には大きな違いがある。具体的な目標を決めれば、逆算していくことで自分がやらなければいけないことが、いくつも目の前に現れてくる。自分が何…

完璧な絵が描けるまで

原田永幸さん。「戦略的思考とは、自分で素晴らしい戦略を考えるだけではなく、その戦略に周囲のスタッフが賛同し、動いて初めて有効になるものです。従って実行の成否は、いかにわかりやすく、周囲が共通に理解できる絵が描けるかにかかっています。言い換…

完璧な目標設定の方法

武沢信行さん「目標設定を完璧にやるならこうなる。1.目標を記述する(最終期限付きで)、2.目標達成から得られるゴリヤクを書く、3.目標達成に横たわる障害を書く(昨年はこれでつまずいた)、4.障害を克服する対策を書く(これが今年の知恵)、5…

アファメーションの元祖

田中得夫さん。「フランスのエミール・クエ博士はアファーメーションの元祖と云われています。博士は入院している患者たちに『私は毎日、毎日だんだんよくなっていく』とを声に出して繰り返しなさいと指導しました。多くの人はあざ笑いましたが、そのことを…

3つの戦略アプローチの違い

青島矢一・加藤俊彦さん。「マラソンランナーの比喩で、3つの戦略アプローチの違いを説明してみよう。コースのタイプや路面状況から判断して、参加する大会を選択したり、風よけや給水のしやすさを考えて位置取りを決めたりするのがポジショニング・アプロ…

手帳を使って夢に向かう

小山龍介さん。「1つ目は、やらなければならないことをすべて『To Do リスト』として手帳に書き出し、頭から追い出す。手帳に書くのは、やることを覚えておくためではなく、今やらなくてもいいことを忘れるため。書いた瞬間に、もう忘れていいので安心し、…

戦略7つのキーワード

伊丹敬之さん。「戦略とは『差別化』であり、競争相手との間に何らかの形で差を作り出すことである。差別化には『相手と似たことをよりよくやらなければならない』という面だけではなく、『競争相手とは違った特徴をもつ生き物にし、違った場所にすむ』とい…

ジグザグ戦略

小林宏治さん。「不安定な企業というのは、いつも不満をこぼしている。しかし同時に何とかしてこの苦境を切り抜けなければならないということであれこれの工夫をする。そして極端に悪くならないように改善を加えている。状況が少しよくなってもまた経営が悪…

価値観と結びついているルール

ピーター・セージさん。「誰もが、『自分なりの価値観とルール』を一揃え持っています。内容は十人十色です。その一方で、それらの価値観と結びついているルールのことを、ほとんどの人が気づいていません。ルールとは『○○が起こってくれないと、△△と感じら…

潜在意識の活用法

ジャック・キャンフィールドさん。「潜在意識を活用するもう一つの方法は、潜在意識に手に入れたい情報をプログラミングすることだ。潜在意識はある意味、愚かな使用人のようなものだ。命じたことなら何でもするが、命令はとても具体的なものでなければなら…

人生の質は

ピーター・セージさん。「『安定感』と『不安定感』のバランスの取り方は、人によって異なります。もし『安定感の方に過度に傾いた人生』を送っているのであれば、今すぐに覚えてほしい言葉があります。『人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不…

シンプルなコンセプト

伊丹敬之さん。「前向きの一体化の焦点づくりのための戦略のシンプルさの好例が、シャープの液晶テレビ戦略にある。町田勝彦社長は社長就任時に2005年までにシャープのすべてのテレビを液晶テレビにすると宣言した。それは、単にテレビの戦略だっただけでは…

魂のすぐれていること

大久保幸夫さん。「能力という言葉は『魂のすぐれていること』という概念をプラトンが『能力』と呼びかえたことが始まりのようです。プラトンの『国家論』では、能力を『我々や他の全てのものをして、それぞれがなしうる所のことをなしうるようにさせる力』…

壬辰の年の始めに

関西師友協会によれば、今年は「長期的視野に立ち、困難に耐えて、着実に目標を達成する年」であるという。干支は壬辰(みずのえ・たつ)。「壬」は工具の形で、ものを鍛冶するたたき台を表していて、孕む・大きくなるという意と、持続する・耐えるという意…

精一杯から3倍働ける

掘場雅夫さん。「私は若い頃、車を買い換えるたびに一度はフルスロットルで走ってみました。200キロはでますが、普通の人はせいぜい100キロ程度しか出さず、数万キロ走ったら乗り換えます。車に心があったら、『私の主人は、私の能力の3分の1か4分…

ケクレの夢

鍋山徹さん。「「亀の甲」と言われいてるベンゼン環(芳香族(C6H6)の構造式を思いついたのが、ケクレというドイツの化学者です。1865年、当時ケント大学に勤めていたケクレは、ある晩、机に向かって勉強しているとうっかりうたた寝をしてしまい、不思議な夢を…