2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6つの地雷言葉

ヘンリック・フェキセウスさん。「交渉、会議、デート……どんな場面でも避けるべき言葉というものも存在する。(1)しかし:発言の際にはできるだけ発言から外すか、順接の接続詞に置き換えよう。(2)試してみる:この言葉には、『成功しない』というニュ…

疲れの原因と対策

武沢 信行さん。「疲れの原因と対策を知っていれば、疲労をある程度マネジメントできるようになるはずだ。(1)筋肉の疲労:休むことや有酸素運動で軽減できる。(2)内臓の疲労:断食や少食などで内臓を休ませる。(3)目の疲労:目を休ませる、温める、…

ネガティブな意見を先に

ヘンリック・フェキセシスさん。「同じ批判的なメッセージであっても、逆説が持つ『打ち消しの機能』を活用して、受け手にまったく異なる印象を与えることができる。ようは、前後を入れ替えればいいのだ。まずは、批判やネガティブな意見から話を切り出そう…

呼吸によるマッサージ

橋本和哉さん。「呼吸には、ダイレクトに内臓を動かし、血流を改善する働きがあります。息を吸うと肺が膨らみ、息を吐くと肺が縮む。この動きに連動して、周辺の臓器や血管も動く。そのため、血液の流れがスムーズになる。体内をマッサージしているような効…

あまり動かない人ほど

ヘンリック・フェキセウスさん。「どういうわけか、私たちはあまり動かない人ほど地位が高いと感じるようだ。怠け者という意味ではない。何かとあくせく動き回らない人のことである。マイケル・ケインはギャングのボスの役作りをするときに、相手を怯えさせ…

面倒な仕事の依頼法

ヘンリック・フェキセウスさん。「極めて確実なテクニックがある。何かを『始める』よう説得する代わりに、プロジェクトはもうすでに始まっていて、まだ終わらせていないだけなのだ、と言うのだ。すでに始めている物事を終わらせるほうが、新しい物事を始め…

50代半ばから頭が働く

黒川伊保子さん。「生まれてから最初の28年は脳は『入力装置』の役割を果たします。単純記憶の機能です。次の28年で、脳は回路の優先順位を付けていきます。脳の回路が成功や失敗を経験し、何が重要か判断できる力を付けます。次の56歳から84歳の間…

再建は聞くことから

佐久間磤二さん。「再建の第一歩は『聞く』ことでした。社長に就任する2ヶ月前から、WOWOWの出資会社や関係機関など200社を回った。それから全国の電器店。電器店は加入者の窓口です。就任後、二ヶ月かけて電器店を全国行脚し、現場で聞いたことを…

ひとまとまり三十人

丹羽宇一郎さん。「技術部門、管理部門、営業部門など各部署がタコツボ化し、他の部署の問題点について言及しないのは、大きな組織になればなるほど見られる現象である。ひとまとまりの組織の最大単位はだいたい六十人といわれる。社長がコントロールできる…

シャーデンフロイデ

池谷裕二さん。「シャーデンフロイデという言葉があります。他人の不幸を喜ぶ感情のことです。人の失敗を喜ぶなどという露骨な行為は、世間的には『汚らわしい心』として忌み嫌われます。しかし、高橋博士らのデータは、シャーデンフロイデが紛れもなく脳回…

手ぶらでは帰れない

向谷匡史さん。「例えば、交渉が行き詰り、こちらが譲歩しなければまとまらない状況になったとする。立場上、決裂させるわけにはいかないとなれば、『わかりました。単価につきましては私どもが譲歩しても構いません。しかし、交渉の担当者として手ぶらで帰…

ストレスは免疫力を下げる

橋本和哉さん。「ストレスを感じると、体は意図的に免疫力を下げます。ストレスと戦う力を確保するため、脳や筋肉などへの血液量を増やし、逆に免疫系に送るエネルギーを大幅に減らしてしまうのです。これは私達の体にとっては欠かせない防衛本能です。けれ…

ブラインドを取り払う

冲方丁さん。「ジョーセフ・キャンベルは、『聖域を持つことが個人の至福に辿りつくすべになる』というふうに説いています。『自分はこういう社会的立場なのでこうしなければいけない』『経済的な縛りがあるので自分の時間は仕事に捧げなければいけない』と…

底打ちをする

久世浩司さん。「失敗やストレス体験を克服し、変化に適応するレジリエンスには、3つの段階があります。これを『レジリエンス1−2−3ステップ』と呼んでいます。それぞれの段階に必要な技術を習得することで、誰にでもレジリエンスの能力は獲得することが…

花ひろば学園レモン部

川上徹也さん。「実店舗がなくても『体験』や『つながり』という物語を作っていくことは可能です。ネット上でゆるく繋がるコミュニティを作っていくことで、売上を大幅に増やしたのが園芸ガーデニング通販サイト『花ひろばオンライン』です。ショップの売り…

6つの基本的欲求

ヘンリック・フェキセウスさん。「人のあらゆる行動は人間の基本的欲求によって動機づけられている。それらの欲求のうち、もっとも強力なのが、『安心感』、『権力』、『社会的帰属意識』、『社会的受容』、『性』、そして『コントロール欲求』だ。誰かを説…

良いときは三分の一

丹羽宇一郎さん。「『良いときは三分の一。悪いときは三倍』私の人生哲学である。うれしがるときは三分の一にしておく。パチパチと拍手されたら、『まあまあ勘弁してください』と喜ぶのは三分の一。逆に間違いをおかして謝るときは、自分が十分と思う程度の…

引き出すリーダーシップ

牛島仁さん。「これまでのビジネスは予めわかっている答えの品質や効率を追求してきた。デジタルがあらゆる分野に行き渡り、現在の環境は『VUCA(ブーカ)ワールド』と呼ばれる。Volatility,Uncertainty,Complexity,Ambiguityの頭文字を取った言葉で、も…

幸せホルモン

橋本和哉さん。「長く息を吐き、副交感神経が優位になると、脳内ではセロトニンの分泌が活性化することが知られています。セロトニンの別名は『幸せホルモン』。長く吐く息によって、副交感神経を活性化させ、セロトニン分泌を盛んにすることで、身心をスト…

繰り返し聞いたことが

ヘンリック・フェキセウスさん。「多くの人は認めたがらないだろうが、私たちはしばしば他人の考えに基づいて自分の意見を形成している。すべてのことを自分で判断するのは時間がかかりすぎる。だから私たちは一つの指標として、『多数派の意見』や『普通の…

痛い体験に意味を学ぶ

久世浩司さん。「人は順風満帆に生きて、目の前のことを難なくこなしている時は大きな成長がないものです。経験したことのない逆境に直面した時、思いもよらない力を発揮して、飛躍的に成長することがあります。人は、心の痛みを感じるようなつらい経験を乗…

ストレングス・ユース

久世浩司さん。「レジリエンスを高めるための習慣は、自分の『強み』を把握して、それを仕事に活かすことです。自分の強みを活かすことを『ストレングス・ユース』といいますが、これが大事なのは、強みの活用には『自尊心』を形成する効果があるからです。…

呼吸が浅くなる

橋本和哉さん。「現代の生活では交感神経のスイッチが入りっぱなしになっているという人が多いようです。その一因は、常に緊張を強いられる現代型のライフスタイルにあります。緊張すると交感神経が優位になり、呼吸は浅くなります。急いでいるときも、体は…

自己効力感を養う

久世浩司さん。「アルバート・バンデュラ博士によると、自己効力感を養うには、四つの方法があります。(1)実体験を繰り返す。目標を達成するための『実体験』を繰り返し行い、小さな成功を積み重ねます。(2)ロールモデルを見習う。自分に近い立場の人…

思いこみ犬

久世浩司さん。「イローナ・ボニウェル博士は、ネガティブ感情の原因となる典型的な思考パターンを7種類に分けました。それらには犬の名前がついています。なぜ『犬』なのかというと、思いこみは生まれもった性格ではなく、『心の中にいつの間にか棲みついた…

過去について嘘をつかない

松浦弥太郎さん。「うそをつかないことなど当たり前だと、みんな思っています。でもそれは、今現在のことについてです。自分の過去について、自分の都合のいいように脚色することはないでしょうか? うそまでいかなくとも、今の自分を正当化するためのちょっ…

抜き身の自分で

木内昇さん。「けれど仕事や人と対する中で、『自分を守る』ことに重きを置き過ぎてはつまらないように思う。その場はうまくしのげても、上っ面な行いを重ねていくと、歳を取ったとき、発する言葉に温度のない、見所の薄い人間になり果てる気がするのだ。抜…

素振りを怠らない

松浦弥太郎さん。「小さな成功やチャンスを積み重ねるには、古い言い方になりますが、人が見ていないところでどれだけ素振りをしているか、これに尽きると思います。突然、『代打、松浦』と指名されてもあわてないように、日頃から素振りをして訓練をしてお…

差別化は狙わない

森川亮さん。「差別化は狙わない。僕はそう考えています。なぜなら、本質的ではないからです。差別化を考える時、僕たちが見ているものは何でしょうか? ターゲットとしている商品であり、ライバル企業です。そこには、ユーザーがいないのです。つまり、差別…

正法・像法・末法

栗田勇さん。「仏教では、釈迦が滅してから、時代が経つにしたがって、その教えは守られなくなると考えられていますが、その滅にいたるまでの時期を3つに分け、教(釈迦の教え)と行(修行)と証(悟り)がそなわっている時代を『正法』、教と行だけの時代…