2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

辛い時期こそフルスイング

新谷学さん。「辛い時期こそ、フルスイングする勇気を忘れないことだ。辛くなってくると、過去の成功体験に縛られてしまう。過去に売れたものの焼き直しに走ってしまう。『大きくは勝てないけれど負けない戦いをしよう』という縮小再生産の発想で作ると、前…

社交辞令で終わらせない

新谷学さん。「社交辞令で終わらせない。これは、仕事ができる人の特徴だ。何よりスピードがすごい。『〇〇さん、今度紹介してくださいよ』『いいよ』と言って、その場で電話をかける。『今、俺の目の前に文春の新谷さんって人がいるんだけど、ちょっと今度…

日常的なマメさが大切

新谷学さん。「編集者や記者は多くの人と長期的な信頼関係を築くことが大切だ。そのためには日常的な『マメさ』が求められる。取材で会い、記事になった後も、『いろいろご不満もおありかもしれませんが、お礼方々、一回食事でも』と言って会う。食事の後も…

最初に思い浮かべる存在

新谷学さん。「セルフプロモーションがうまくて自分を大きく見せるのが得意な人も多い。そんなときに『信頼できる人が信頼している人は信頼できる』という法則が役に立つのだ。キーマンたちの名前がわかってきたら、その人たちにいかに深く食い込んでいくか…

人間関係を広げるコツ

新谷学さん。「『この人は信頼できるな』と思える相手が紹介してくれるのは、かなりの確率で信頼できる人物だ。さらにその人から信頼できる人物を紹介してもらうと、人間関係の相関図はどんどん広がっていく。『この人だ』と思った人物と話していて、共通の…

信頼は直接会うことで

新谷学さん。「情報はすべて『人』から『人』にもたらされる。『人』が寄ってくれば、『情報』が集まってくる。人が集まってくるような場を作るには、『一緒にいるとおもしろいことができそう』と思って貰えることが大切なのだ。本当の信頼関係は、やっぱり…

コスパ至上主義に陥って

立川談慶さん。「翻って、現代の私たちはどうでしょうか。効率を優先することに慣れてしまい、売れるかどうかわからないことになんて、コツコツ努力できないのではないでしょうか。『コスパが悪いからやらない』とかなんとか言って。この『愚直にコツコツ』…

ご縁を広げる秘訣

ひすいこたろうさん。「出会いがないと嘆く人は、ないところばかりに目を向けているものです。カリスマ結婚コンサルタントとして、多くのカップルを生み出してきた白駒妃登美さんはこう言っています。『素敵な御縁に恵まれない人の共通点は、素敵な人の前だ…

すべてちょうどいい

ひすいこたろうさん。「仏典の『大蔵経』に記されている言葉です。『すべてがあなたにちょうどいい。いまのあなたに、いまの夫がちょうどいい。いまのあなたに、いまの妻がちょうどいい。いまのあなたに、いまの子どもがちょうどいい。いまのあなたに、いま…

浮くための要因

田原総一朗さん。「人生には浮き沈みがある。沈む原因は、個人の能力や努力とは無関係に訪れることもあります。一方、浮くための要因は何でしょうか?自分のやりたい仕事を続けるには、もちろん能力や努力は欠かせませんが、それだけでは足りません。私自身…

やりたいことだけを

田原総一朗さん。「仕事の8割は、私が自分で企画したものです。私は、サラリーマン時代から自分のやりたいことだけを仕事にしてきました。その延長線上に現在があります。好奇心の芽を育てて花を咲かせるために欠かせないのが『教養』だと私は感じています。…

大変な思いをして

池田貴将さん。「こんな大変な思いまでしてやるのか?という批判の声が内側から出てくるのは当然なのです。これはフローに入るために必要なもがく(straggle)状態なのですね。スティーブン・コトラーは言います『格闘していると、内側で自己対話が始まる。新…

格闘やジレンマを歓迎

池田貴将さん。「『最高のパフォーマンスは、最大のフラストレーションから始まる。格闘やジレンマを歓迎しよう。格闘は、負荷を与えるフェーズだ。この段階では、脳に情報を詰め込むこと・詰め込みすぎることが大事となる(スティーブン・コトラー)』。こ…

タテの順番

中野明さん。「日本におけるこの『タテ』の関係は、人が集団に加わった『順番』によって成立する点が大きな特徴だという。いわば先輩・後輩の関係であり年功序列である。そこでは場に長く在籍する者が力を持ち、場の在籍が最も短い新人が最下層になる。集団…

タテ社会の

中野明さん。「中根千絵によると、人が集団を構成する要因には『資格』と『場』があるという。資格とは氏や素性、学歴や職業など、個人を他から区別する属性を指す。他方、場とは、特定の地域や所属機関など、資格とは関係のない一定の枠にもとづくものを指…

ショートショートの3要素

高井信さん。「ショートショートの長さは、『約20枚以下』ということにしたいと思います。最もよくまとめられていると思ったのは、阿刀田高の以下の定義。『原稿用紙にして10~12枚くらいの物語の中に閃光のような人生を垣間見せながら、新鮮なアイデア、完…

2.5秒が未来を変える

グレッグ・マキューンさん。「『今』として体験される時間はおよそ2.5秒。私たちは常に2.5秒を生きているともいえる。大きな成果も、突き詰めればこの小さな現在の繰り返しだ。2.5秒の時間があれば、私たちは注意を切り替えることができる。携帯電話を置く、…

死の片づけ

グレッグ・マキューンさん。「スウェーデン式『死の片づけ』は、生きていくうちに自分の遺品整理をするというラディカルな実践だ。縁起でもないと思うかもしれないが、やってみると思いのほか爽快な気分になる。今のうちに家を片づけ、やるべきことを終わら…

不満を言ったら感謝する

グレッグ・マキューンさん。「スタンフォードで行動デザインラボを創設したB.J.フォッグによると、新しい習慣を作るコツは、既存の行動に新しい習慣を組み合わせることだ。『Xをしたら、Yをする』という法則で、習慣づけは驚くほど簡単になる。これを応用す…

自分だけの儀式を

グレッグ・マキューンさん。「偉大な成果を残した人たちは、自分だけの儀式を持っている。たとえばアガザ・クリスティーは、風呂の中でリンゴを食べながらミステリー小説を執筆した。ベートーヴェンは毎朝豆をひとつずつ数え、きっちり60粒挽いてコーヒーを…

儀式には満足感が伴う

グレッグ・マキューンさん。「習慣について書いた書籍は多いが、儀式について論じた書籍は少ない。『XをやったらYをやる』という習慣づけが儀式と呼ばれることも多いが、行動経済学によると、習慣と儀式は大事な点において異なる。それは、行動する時に満足…

創造性とフロー状態

スティーブン・コトラーさん。「神経シグナルの面では、人がフロー状態にあることを示す低アルファ波/高シータ波の脳波パターンもまた、高い創造性と関連がある。アルファ波が出ている時というのは、気分が落ち着いていて、自信があり、満ち足りている(従…

知覚的負荷を減らす

グレッグ・マキューンさん。「認知心理学に、『知覚的負荷』という概念がある。人の脳は非常に高性能だが、それでもやはり限界がある。脳は普段から、1日に6000種類ほどの思考を処理している。そこに新しい情報が入ってくると、どのように知覚のリソースを振…

短い時間でフローに入る

スティーブン・コトラーさん。「ドーパミンは、リスクがある場合、あるいはパターンを特定した場合には必ず放出される。人間はドーパミンの放出を興奮や没頭、好奇心という形で感じる。しかしドーパミンの作用は、感情を刺激し、やる気を高めるだけではない…

エリアごとの味の違い

井崎英典さん。「ブラジルの珈琲は、バランスの良い味わい、酸味は穏やかで丸みのある味わいが特徴的な珈琲です。コロンビアは、軽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙な味わいです。中米(パナマ、グアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラス、メ…

苦いか酸っぱいか

井崎英典さん。「珈琲は結局『苦いか酸っぱいかだよね』とお客様に指摘されたことがあります。時間が経つにつれて、その考え方も一理あるかなと思うようになりました。焙煎が形作る味わいのみに焦点を当てた場合、焙煎が深ければ苦くなりますし、焙煎が浅け…

リスクとパターン認識

スティーブン・コトラーさん。「『創造性』という言葉について、実用的な定義を考えてみる。『価値ある独自のあるアイデアを出すプロセス』を採用しよう。理解しておきたいのは、これが強い恐怖をともなうプロセスだということだ。独創的なプロセスを思いつ…

人生の意味とフロー

スティーブン・コトラーさん。「フローは、最適な意識状態ー最高の気分で最高のパフォーマンスができる状態ーというだけでなく、『人生の意味とは何か』という疑問への、唯一の実際的な答えのようでもあるのだ。フローは、人生に価値を与えるものなのである…

快楽より努力を選ぶ為に

「シアワセ」を感じるのには、享受する快楽系(飲む食べる観る触れるなど)と、フロー系(努力によるチャレンジを没我状態で楽しむ)があって、自由意志でどちらを選ぶかとなると、自律は自己契約だから、人は快楽系に流れやすい。ニンジン教は、努力をせず…

スキルを最大限に発揮

スティーブン・コトラーさん。「チクセントミハイは、フロー状態を、『ある活動に熱中していて、ほかのことが重要だと思えない状態』と定義している。『自我は消え去る。時間は飛ぶように過ぎる。あらゆる動作や行動、考えは、ジャズ演奏のように、その前の…