2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

三段階信頼獲得計画③

船井幸雄さん続き。55歳以降の信頼獲得のテーマは、「信頼される人間になること」。この世代が留意すべき点は、①誰もが納得する哲学を持つーとくにどんなものも大事にする。②他人の足を引っ張らないーとくに他人に恨まれる言動をしない。③「我」より「公」…

三段階信頼獲得計画②

続いて船井幸雄さん。35歳以降の信頼獲得計画は、「信頼される行動を取ること」。そのために、①逃げない、いいわけをしない。②どんなことにも前向きに誠心誠意やる、③損得より善なる行動を取る、④自信を持つ、⑤他人の欠点を指摘したり、悪口をいったりしな…

三段階信頼獲得計画①

船井幸雄さん。35歳までの信頼獲得は「信頼されるクセをつけること」を目標とするのだという。そのために必要なのは、①約束を守ること、②学び好き、働き好き、素直であること、③論理的、現実的であること、④不平不満を言わずプラス発想型であること、⑤居所…

円卓会議参加 

大阪で行われた「コンテンツ産業振興円卓会議」というのに事例発表とパネリストということで参加した。事例発表でパワーポイントにビデオを埋め込んだものを準備したのだが、それがうまく作動してひと安心。パネルのほうはパネラーが10人以上居て、観客は…

ピカソ展  

ピカソ展を見に行ってきた。「日本初公開、幻のジャクリーヌ・コレクション」というやつである。1952年の夏、ピカソとジャクリーヌは出会う。その時ピカソ70歳、ジャクリーヌ26歳。ふたりは1955年から一緒に暮らし、1961年に正式に結婚して…

明鏡止水

スポーツジャーナリスト二宮清純氏。「精神が最も高まった状態というのは、トランス状態というか、非常にスタティックな状態になるんだと思うんですよ。明鏡止水という言葉がありますが、曇りのない鏡と澄んだ水という意味です。よくピッチャーはマウンドで…

まあまあだな

「まあまあだな」「そう、まあまあさ」「ここらでいいということにするか」「そうしましょう」「幸せだったな」「ほんとうに幸福でした。心からお礼をいいます」「おれも礼をいうよ。良い人生だったな」本田宗一郎と藤沢武夫の引退にあたっての会話である。…

脳をゆさぶる

大島清氏によると、身体を動かせば脳の働きが活発になるというのが脳生理学の定説だそうである。歩くことは脳へ絶え間ない刺激を送ることになるので、頭が生き生き働くのだ。これに最初に注目したのは古代ギリシアの医学の父ヒポクラテスで、彼は「歩くと頭…

よく効くコツ

船井幸雄さんは「例えば人の悪口を言うこと、これはよく効く、悪くなるコツなのです。人の悪口を言ってご覧なさい。人生はいっぺんに悪くなっていきます。反対に人のことを褒めるのは、よく効く、よくなるコツです。褒めればいいのです。悪口をいっては駄目…

小舟が荒波を

住友化学で社長をされた長谷川周重さんの言葉。「経営者の仕事は、事業の経営管理である。経営管理とはいうならば、ちょうど小舟が荒波を乗り切っていくようなものである。経営者は、景気の動向を見ながら、荒波の立っている経済社会をどうやったら早く乗り…

職業の道楽化

本多静六という博士は、「人生の最大の幸福は家庭の円満と職業の道楽化である」と言っておられるという。職業の道楽化とは自分の職業に懸命に打ち込み、毎日が愉快でたまらないという境地に達することである、しかし、この職業の道楽化も、家庭の円満なくし…

陰陽の割合

安岡正篤語録から。「分化・進展していく力を『陽』といいます。一方において、分かれるものを統一し、それを根本に含蓄しようとする働きがある。その働きを『陰』といいます。それでは陰と陽のどちらが本質かということになりますと、陰が根本で、陽は枝葉…

人物たるには

安岡正篤さんの教え。「人物たろうと心に思ったら、難しく理屈をひねり回す必要はない。何もわからなくともいい、なにも考えなくともいい。とにかく人物がとる行動をそのままなぞるのです。徳を積む、積徳の行為をまず取るのです。人物になるには、そういう…

四耐

いみじくも曾国藩は言ったものだ。「人生、冷に耐え、苦に耐え、労に耐え、閑に耐え、以て大事を成すべし。」これが四耐である。いやまてよ、あのとき耐えてこられたのか、また耐え切れつつあるのかは定かでないが、この中で「閑」のつらさしか我が輩はまだ…

ビジネスの真髄

10年以上前に話を聞いた時に、当時ボストンコンサルティングの社長だった堀紘一さんは、ビジネスの真髄は正直、素直、謙虚だといっていた。あまり高尚なものではなく、多少の知恵と創意工夫、多少の努力で実るおいしいジャンルだと。また、経営の真髄は、…

褒めて採用しろ

五代友厚は、大隅重信にこうアドバイスしたという。「同等の者、あるいはそれ以下の者の忠告は、褒めて採用しろ。」「自分と同じ意見は、これも褒めて採用しろ」「嫌いな奴ともつき合え。」ふーむ。どれも出来ていないなぁ。よし、やってみますか。

人間をつくるには

人間をつくるにはどうしたらいいか、とある人が松下幸之助の右腕と呼ばれた高橋荒太郎さんに聞いたところ、次のような答えが返ってきたという。「そんなにむつかしいことをやるわけじゃない。単純と言えば単純、人間をつくるには、まずその人の話を聞いてや…

人情をつけて売る

「品質がよくて、すぐれた機能を備えていて、しかも値段が安い品物を作って得る。これは商売をやって儲けるためには、当たり前のことです。その点で、同業他社にまけないように頑張らなければならない。それも当たり前のことです。しかし、商売の究極は品物…

損はしないよ

本田宗一郎と組んでホンダを創業した名経営者・藤沢武夫さんは、最初に本田宗一郎にこういったという。「私は商売人だから、これからいっしょにやるけれども、別れるときに損はしないよ。ただし、その損というのは、金ということではない。何が得られるかわ…

ららら科学のおかげ  

住んでいる市の図書館でオンライン予約が出来るようになった。家のパソコンで検索し、読みたい本を予約しておくと、取りに行けるようになればメールが入る。これは便利ということで早速利用を始めた。このシステムのおかげで5月に読んだのは、「4TEEN…

人知らずして

論語の最初に、学びて時にこれを習う、朋遠方より来たるあり、に続いて、「人知らずして慍(いきどお)らず、また君子ならずや」というのがあった。自分の学問が成就し、立派になったのに世間が認めてくれないこともあるが、人をうらまず、天をとがめず、ひ…