2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

部門のサイロ化対策

鈴木義幸さん。「頻繁に課題として伺うのが「部門のサイロ化」という問題です。事業部をマネジメントする人間が自部門のことしか考えない。もっと連携し合えばシナジーが生まれるのに、それを起こせない。どうすれば、「他部門の利」に意識を向かせ、全体最…

太陽の笑顔満月の涙

佐藤富雄さん。「涙には絶大なストレス撃退効果があります。脳が過剰なストレス物質で満たされたとき、それを涙という『魔法の水』に溶け込ませ、体の外に追い出すのです。そして涙には、『快』を呼び起こす効果があります。ただスッキリするというだけでな…

笑いの反対の感情は怒り

佐藤富雄さん。「まず、『笑うこと』の反対は『泣くこと』ではありません。よくよく考えていただければわかると思いますが、『笑い』の反対にある感情とは、あくまで『怒り』なのです。『笑い』からは快楽系、リラックス系のホルモンが分泌されます。笑えば…

目標達成率を毎日

鮒谷周史さん。「リクルートで働いていたときは、毎朝、出社したら机の上に、「四半期目標、月間目標、週間目標に対する現在の売上ならびに達成率、さらに、達成率順に並べられた営業担当者の順位」をプリントアウトした紙が置いてあって、今から考えてみる…

笑顔で思い浮べた夢だけ

佐藤富雄さん。「私たちが笑ったとき、脳内では大量のベータエンドルフィン、ドーパミン、エンケファリンといった快楽ホルモンが分泌されます。これら快楽ホルモンは、私たちの『やる気』を引き出し、気持ちを元気にしてくれます。あなたが素敵な夢を思い浮…

その表情に傷つく人が

佐藤富雄さん。「あなたがふとした瞬間に見せる、冷たい視線。ほんの少しだけゆがめられた口元。気づかないうちに眉間に寄せられたしわ。たとえあなたにそのつもりがなくとも、これに傷つく人はたくさんいるのです。これはもう立派なハラスメントです。表情…

勝ち負けと笑顔

佐藤富雄さん。「強くエリートであろうとすると、行き過ぎた完璧主義者になり、失敗が許せなくなります。失敗が許せなくなると、仕事や人生の価値観は『勝ち』と『負け』だけになり、いつも『勝つ』ことを宿命づけられるのです。周囲の人たちはみんな『敵』…

良い負けもある

梅原大吾さん。「それが致命傷になることもある。自分のプレイを崩して、大きな大会で勝ってしまったような時がそれだ。どうせなら負けるより勝ったほうがいいじゃないかと思うかもしれない。しかし、それは大きな間違いだ。実力以上の結果が出たときに崩れ…

一日一つだけ強くなる

梅原大吾さん。「僕がやっている方法は『新しい発見を毎日メモして、成長を確認する』というもの。シンプルに『今日一日を思い返してみて、何か気づいたことはないか』と自分に問いかけ、思いついたことをメモする。大きな発見だけではなく、小さなことでも…

鳩の撃退法上下

いや、久しぶりに堪能して本の世界に没頭できて、残りの頁がなくなるのを惜しみながらゆっくり読んだ。佐藤正午さんの『鳩の撃退法』。『ノックアウトされました。この妙味、このバランス!巻擱くを能わずとはまさにこのこと。おもしろかったー。』との江國…

仕事が道楽化するとは

鮒谷周史さん。「「毎日午後6時には仕事を終えて、週に2日休み、盆、正月、ゴールデンウィークも休み、ワークライフバランスを大切にしながら、2、3年後には独立して悠々自適で年収1000万くらい稼ぎたいんですよね」なんて言ってたとすれば、「勝手に言…

リスクを追わない姿勢が

梅原大吾さん。「勝負にいかず、ディフェンシブにやっていさえすればどうにかなる時代もあったと思う。今は皆がディフェンシブにしている中で、『こうしないといけないんだ』ということにいち早く気づき、積極的に切り込んでいく人が勝っている。本当はもっ…

チームを形で表す

高島宏平さん。「寄せ集めでスタートしたチームは、どこかのタイミングで、チームの形をわかりやすく実感でき機会やモノをつくるといいでしょう。わざわざフィギュアを作らなくても、チームのTシャツを作る、チームのロゴを作る、テーマソングを決める、目…

仮想敵をつくる

高島宏平さん。「同質のメンバーからなるチームをまとめるコツは、『仮想敵』を作ること。一番よくあるパターンは、営業第一部であれば『営業第二部には勝とう』というものです。『前年の売上を超えよう。前年の自分たちに勝とう』というのもあります。『競…

成長のループ

梅原大吾さん。「僕にとってのモチベーション。それは成長を実感することによる喜びや楽しさにある。この成長の実感もできるだけ自力で感じ取れることが大切だ。自分で成長を実感できていれば、外的な刺激だけに頼ることがなくなるのでペースも安定する。『…

聴き手を命懸けで

伊藤恵さん。「ブレンデルがシューベルト最晩年の三大ピアノソナタを弾いたリサイタルだ。特に『第20番イ長調』の第四楽章で涙が止まらなくなり、公演が終わってからも2時間くらい泣き続けた。ブレンデルは自らの命を削って、聴き手を命懸けでシューベルト…

自分の戦い方で負ける

梅原大吾さん。「体勢を整えると逆転の芽が出てくる。しかし、そうするのは逆転の可能性があるからではない。それはあくまで副次的な効果で、目的は別にある。それは自分の戦い方を崩さないこと。勝負において自分の戦い方を崩してしまうのは、最も避けるべ…

禁断の真実

鮒谷周史さん。「ぶっちゃけ、能力、IQ、その他の資源が一緒なら、「物量を叩き込んだ奴が勝つに決まっている」というか、「物量を叩き込まなければ勝てない」と思っています。現状を破壊して、次のステージに行くための知恵は、やってやってやり切って、そ…

リソースの配分

自分を創り上げる作業というのがある。そのために時間とか、労力とかのリソースを配分するわけだけれども、創り上げる努力もあれば、悦楽を享受したり休養を取ったりする選択も出来る。努力の蓄積がユニークなパフォーマンスを発揮できるものに、できうれば…

プロジェクトとは

サニー・べーカーさん。「ビジネスの現場では、大半の人が定常業務とプロジェクトの両方をやっています。仕事は2つに大別すると、一方は繰り返し行う日々の定常業務であり、もう一方は独自性のある期間限定のプロジェクトです。プロジェクトがうまくいかな…

軸は取った方が勝つ

桜井章一さん。「カラダの軸は一つだけでなく、たくさんある。スポーツの勝負というのは、いってみればこの軸の取りっこである。強い人ほど当然軸はしっかりしているし、数も多い。そして自在に動いてなかなか相手に取らせない。弱い人は軸がしっかりしてお…

バイオリズムの波を補完

高島宏平さん。「それでも、『いつもみんな絶好調!』という状態は意外とそれほど多くありません。宿題や小さな成功体験だけでは効果が出ない時もあるのです。人にはどうやら、モチベーションとは別にバイオリズムがあるようです。やる気が意欲がある人でも…

棋士の3つの顔

谷川浩司さん「棋士には3つの顔が必要だと考えてきました。『勝負師』『研究者』『芸術家』というものです。将棋はいうまでもなく勝負事ですから、棋士にとって対局で勝つことは最も優先されます。勝ち負けへのこだわりがなくなれば、もはや棋士ではありま…

徘徊酒の悦楽

島田雅彦さん。「やはり、心にゆとりがないと、人は気宇壮大なことは考えられないし、未来を設計したりもできない。そこで、心のゆとりを確保するためにさまざまなことをやってみる。たとえば、隕石を買う。地球外の天体の破片を手玉に取りながら、時間を潰…

常識外の一手

谷川浩司さん。「『常識外』ということを考えるわけですが、勘違いしないでいただきたいのは、けっしてそれは『常識を無視する』ということではありません。それでは、ただの、『非常識』になってしまいます。そうではなく、常識を十分にわきまえた上で、『…

背伸びの課題を振る

高島宏平さん。「寄せ集めチームであれば、宿題は簡単すぎるばかりでもいけません。特に、チームが『やる気がないメンバーもいるし温度差が大きいな』と感じる場合、『背伸びの課題』を振りましょう。その人が今までやっていたことより少しレベルが高い仕事…

わがこと度を上げる

高島宏平さん。「寄せ集めチームに一体感を持たせて走り始めるためには、いくつかの手を打たなければなりません。中でも重要なのは、『他人ごと』を『わがこと』にするということ。バラバラのメンバーに『チームのこと=わがこと』としてコミットしてもらう…

同じ時間同じものを体感

高島宏平さん。「学生時代の友だちとわかりあえるのは、ともに過ごした時間があるからでしょう。時間を共有し、同じ体験をしているから、共通の『わかりあう基盤』ができるのです。ところが寄せ集めチームの場合、最初の段階ではこうしたものは一切ありませ…

温度差を解消する

高島宏平さん。「寄せ集めチームのリーダーの多くが悩んでいるのは、『温度差』だと思います。最初は『一体感はなくてあたりまえ』と割り切りましょう。団結するまでには、3つのステップが必要です。ステップ1チームの勝利によってどのような個人メリット…

遠く離れてしまえば

財津和夫さんのコンサートに行ってきた。正確に言うと、「ライブ&トーク」だから、音楽ライブだけではなくて、お話と歌。財津さんは1948年生まれだから67歳。人生のいろいろなエピソードと、財津節の曲の数々と。自分のための曲が前にも同じようなと考えた…