2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

美味の三要素

新居裕久さん。「飲食後どうしてラーメンが食べたくなるのか。酒を飲むと血糖値が下がる。肝臓でアルコールを分解するとき、体内の糖分をエネルギーとして使うからだ。そこで糖分補給のためにラーメンが欲しくなる。それとラーメンをとると、脳内にベーター…

カレーの愉しみ

久々に、家でカレーを作った。タマネギを刻み、ニンニクを炒めて、ルーを使わず、カレー粉で味を付けた正統派のビーフカレーである。自分でも割といい感じであると思い、家族にも一応好評であった。十年ほど前には、ある人に教えて貰ってカレールーに赤ワイ…

心の疲れにはミッション

上村光弼さん。「私はよくセミナーで、次のような質問をします。「あなたは、『何のために』、『何を目指して』働いているのですか?」この質問に答えられないというのが、まさにミッション力、ビジョン力が低いという状態です。しかし、自信を持って『力強…

絶対できると信じてやる

片岡鶴太郎さん。「『異人たちとの夏』への出演を促してくれたのは大林宣彦監督です。当時『本格的な俳優になる為にバラエティーのイメージをぬぐい去りたい』と、プロボクシングのライセンス取得を目指していました。同作品で日本アカデミー賞など数々の賞…

実力なのか不調なのか

将棋の羽生善治さん。「スランプというか、結果が出なかった時に、実力か不調かというのは考えるんですよ。つまり実力だったら、要するに努力が足りないので、一生懸命努力しますし、不調だったら気分を変えて、気持ちを切り替えてということをします。ここ…

相手の誤りを指摘しない

D.カーネギー氏。「人類の思想に大変革をもたらしたアテネの哲人ソクラテスは、人を説得することにかけては古今を通じての第一人者である。ソクラテスは、相手の誤りを指摘するようなことは決してやらなかった。いわゆる”ソクラテス式問答法”で、相手から”…

フレームワーク力

勝間和代さん。「人と会話している時でも、本を読んでいる時でも、道を歩いている時でも、常にフレームワークを使って、作って、考え続けて、情報整理をしているのです。フレームワークとは、『ある目的に沿って整理された思考の枠組み』を指します。どのよ…

イエスと答える問題を選ぶ

D.カーネギー氏「意見の異なる問題をはじめに取り上げてはならない。まず、意見が一致している問題からはじめ、それを絶えず強調しながら話を進める。互いに同一の目的に向かって努力しているという事を相手に理解させるようにし、違いはその方法だけだと…

GIVE5乗の法則

勝間和代さん「自分から情報を出せば出すほど、不思議なほど、周りの人が情報をくれるようになるのです。私はこれをGIVE5乗の法則と呼んでいます。情報の発信者になれば、とても楽に情報が収集できるようになるのです。私の情報発信の仕方は(1)本を書く……

利益を第一とする考え方の誤り

加護野忠雄さん「第一の理由は単純だ。企業は労働と資本の協働の一形態である。また、労働の価値は人々の意欲によって変わる。資本の所有者の意欲を高めても価値は増えないが、労働の意欲を高めれば本来の価値が増える。企業の目的として所有者の利益の最大…

企業の目的とは

加護野忠雄さん「松下幸之助氏は、産業を通じた社会への貢献が企業の目的だといっている。稲盛和夫氏は、従業員の幸福を実現することが企業の目的だという。小倉昌男氏も、『企業の目的は営利であり、利益が出ている会社がよい会社であり、儲からない赤字の…

自利と利他は車の両輪

加護野忠男さん「本当に大きな利益を上げている企業は、利益よりも利他を大切にしている。利他を標榜するから利益が得られるのである。逆に利他を志向している企業でも、利益に対するこだわりがある。利益は、ほかの人々に対する支払い義務を果たしたあとに…

企業の目的は利潤最大化に非ず

加護野忠男さん「利益は経営の善悪判断の重要な基準であるが、それが唯一あるいは最重要の基準であるかと問われれば、私なら否と答える。企業の目的は利潤の最大化であるという前提は、限りなく間違いに近いと私は考えている。理由は2つある。現実に合わない…

省事を習慣化する

飯田亮さん。「ジンギスカンの補佐役だった耶律楚材に次のような言葉があります。『一利を興すは一害を除くに如かず、一事をふやすは一事を減らすにしかず』何事においても一つの利益あることを始めるよりは、一つの害を除くほうに力を用いるべきだというこ…

感性ビジネスによる好循環

小林元さん。「日本は、薄い利益しか出ず、短命の商品しか生まないビジネスモデル。だから、売り上げと利益を少しでも伸ばそうと、みんなが長く必死に働かなければならない。一方、北イタリアの高級ブランドは高付加価値商品を高い価格で売るので利益は厚い…

密度濃く働き、遊ぶ

小林元さん。「北イタリア人のライフスタイルは、平日、どんなに仕事が多くあっても20時には終える。20時30分には自宅に帰り、家族と会話を楽しみながら、パスタやサラダの夕食をとる。ただし、仕事の密度は驚くほど濃い。20時に帰るために、朝から段取りを…

生きることの喜びの追求

小林元さん。「江戸時代には、日本人にも『いかに幸福に生きるか』を重視する思想があふれていたのです。仕事一辺倒ではなく、文化や教養を重んじ、禅や茶の湯を楽しみ、生きることの喜びを追及していました。ところが、明治維新と2つの世界大戦を経て、そ…

容量の大きさに魅かれる

飯田亮さん。「人間が人間に対して何が一番ひかれるかといえば、やはりその人の人間的魅力ではないでしょうか。人間的魅力というのは、その人の持っているエネルギーと情熱、容量の大きさです。『あの人は頭が切れる』などといいますが、ロジックだとか知識…

明るく失敗しよう

飯田亮さん。「失敗を咎めたり減点主義のような組織であったならば、やる気は起こりません。そんなことからセコムでは、社員の足がポッと前に出るように権限を委譲し、仮に失敗してもあまり咎めないような組織を心がけてきたつもりです。『明るく失敗しよう…

仕事は熱いうちに打て

吉越浩一郎さん。「デッドラインの基本は『明日』だ。どんなに長くても一週間後。それより先のデッドラインはつけないことを会社の基本ルールにしていた。今日のうちにやれるなら、すぐにやってしまったほうがいい。時間的に余裕があるからといって仕事を『…

何を、誰が、いつまでに

吉越浩一郎さん。「具体的な形にブレイクダウンしないと、抽象的な目標は単なるかけ声だけに終わってしまう。例えば事故を起こしてしまった鉄道会社などは『安全第一』という目標が具体化されていなかった可能性が高い。おそらく『安全第一』と言ってはいた…

4つのE

金井壽宏さん。「ジャック・ウェルチ氏は、経営リーダーの条件として、エナジー(Energy)、エナジャイズ(Energize)、エッジ (Edge)、エクスキュート(Execute)の4つのEをあげています。経営幹部の自分が元気でいて(エナジー)、そのエナジーのおかげで周囲…